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Raspberry Pi on Zumoキットの国内販売開始のお知らせ【TechShare】
2017年8月4日
TechShare㈱(本社:東京都、資本金:2000万円、代表取締役:重光貴明)は、Physical Computing Labブランドの3ple Deckerケースシステムの拡張製品として、ArduinoベースのロボットプラットフォームZumoにRaspberry Pi3を載せたRaspberry Pi on Zumoキットを2017年8月8日より開始することをお知らせします。
Raspberry Pi on Zumoキットは、Pololu社のロボットプラットフォームZumoにRaspberry Piを載せるための3ple Deckerシリーズ初のキットです。3ple Decker モバイルサーキットブロックのケースシリーズは、Raspberry Pi、Arduino、BeagleBoneなどのメジャーボードに対応した専用ケースとブレッドボードを収めるユニバーサル回路ケースのシリーズのケースで構成され、3ple Deckerのシリーズのケース同士は、付属の専用ピンで簡単に脱着できるのがその特徴で、Raspberry PiやArduinoのボードを収めたケースとブレッドボードの回路を収めたケースをスタックして、システムとして様々なアプリケーションを構成できるケースシステムの商品です。
今回、リリースされたRaspberry Pi on Zumoキットは、Arduino Leonardoベースの高い運動能力があるクローラーロボットのZumoにRaspberry Piの載せることで高度な処理ができるインテリジェントロボット化し、移動できるRaspberry Piを楽しむことができます。また、3ple DeckerのRaspberry Pi on Zumoキットは、製品内でクローズした専用のロボットシステムとは異なり、ArduinoやRaspberry Piなどのメジャーな汎用マイコンボードをベースとしているため、ArduinoやRaspberry Piの豊富な対応センサーやアクセサリへの接続性は、そのまま維持されています。
たとえば、Zumoの上に搭載したRaspberry Piのモジュールの上に、Sense Hatを装着して、Zumoロボットが加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、温度センサー、湿度センサーを使って、観測ロボットを作成したり、Raspberry Piカメラ、超音波センサーを搭載し、Wifi機能などを使って、自立走行や遠隔操作ロボット化することもできます。
更に3ple Deckerでは、すべてスタッカブルで好きな時に簡単に脱着できるので、対応するタミヤのユニバーサルプレートを利用して自由に工作物を追加したり、また、その脱着性を利用して、自由にシステム構成を変更するとも簡単に出来ますので、Raspberry Pi on Zumoキットは、PBLなどのSTEM教育の現場でも、簡単に利用できるロボットプラットフォームとなります。
Raspberry Pi on Zumoキットでロボット実験後は、ArduinoやRaspberry Piを外して、他の用途で利用することもできますので、技術教育現場などでは、プログラミング教育やロボット教育など様々な用途で汎用的に利用できる技術教育のプラットフォームツールとしてもご利用いただくことも可能です。
TechShareの代表取締役 重光貴明は、下記の通り述べています。「3ple Deckerは、各ケース同士がモジュールとして自由に脱着できるケースシステムとして生まれた商品で、目的に応じてマイコンボードのモジュールと回路モジュールなどをフレキシブルにスタックして、自由にシステムを構成できるのが特徴です。これまでの3ple Deckerは、ArduinoやRaspberry Piなどのマイコンボードとブレッドボードや電源モジュールなどをユニバーサル回路ケースに収めて利用するシンプルな電子工作に利用範囲は限定されていました。今回、Zumoのような汎用のロボット製品に3ple Deckerを対応させたことで、3ple Deckerを使ったDIYやプログラミング教育やPBLなどのSTEM教育での利用範囲が大きく広がることになります。3ple Deckerのスタッカブルなモジュールを使うことで、ArduinoやRaspberry Piを使ったDIYや技術教育の世界が更に広がることに大きな期待を持っています。」
今回販売を開始した3ple DeckerのRaspberry Pi on Zumoキットの価格は、下記の通りです。
Raspberry Pi on Zumoキット ¥19,800-(税抜)
【内容物】
1)カスタムZumo Shieldキット(付属ケーブルを含む)
2)Arduino Leonardo
3)3ple Decker Arduinoケース
4)Raspberry Pi3 Model B
5)3ple Decker Piケース
※別途、Zumo用にEneloop等の単三充電池4本が必要です。
TechShareの通販サイト(Physical Computing Lab)とAmazon.co.jpなどで順次販売を開始し、国内外の販売店を開拓していく計画です。また、8月5日〜6日に開催されるMaker Faire TokyoのTechShareブース内で、デモ展示と限定数の特別先行販売を行う予定です。
Physical Computing Lab(通販サイト)
http://www.physical-computing.jp/
TechShareでは、Raspberry Pi、Arduino, BeagleBoneなどのメジャーなオープンソースハードウエアを中心に、周辺機器、アクセサリー、関連サービスを含めたソリューションを強化し、お客様がより楽しく快適にPhysical Computing を楽しめる環境整備を今後も進めていく計画です。
TechShareについて
社名:TechShare㈱
所在地:〒135-0016 東京都江東区東陽5丁目28-6 TSビル
設立:2012年1月
資本金:2,000万円
代表者:代表取締役 重光 貴明
TechShare㈱は、シミュレーションソフトウェアとオープンソースハードウェアの販売及び関連製品の開発・販売と受託開発・技術研修などの技術サービスを提供する企業です。物理シミュレーションや振動解析等のソフトウェアの販売事業、Arduino、Raspberry Pi、BeagleBone等のオープンソースハードウェア、量産用カスタムボード、周辺機器等の販売事業の2つの事業の核として、周辺技術サービスを含めて自動車、建設機械他の民間企業、官公庁研究所、大学・高専等の教育機関向けを中心に事業展開しています。
オープンソースハードウエア事業関連サイト:http://www.physical-computing.jp/
TechShare公式サイト:http://www.techshare.co.jp/
【本件に関する問い合わせ先】
TechShare㈱ 広報担当
電話番号 : 03-5683-7293
Email : info@techshare.co.jp
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