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ミツビシ・モーターズ・タイランド、世界最大級の太陽光発電所と電気自動車の実証試験に関する覚書を締結【三菱自動車工業】
2012年2月15日
ミツビシ・モーターズ・タイランド(社長:村橋庸元、以下MMTh)は、2012年2月14日にタイのNatural Energy Development Co., Ltd. (以下NED社)と新世代電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』の実証試験に関する覚書を締結したと発表しました。
NED社は、タイ中部のロッブリ県に太陽光発電所を開発中で、完成すると発電量は73MWと世界最大級となります。発電・送電・配電に分かれたタイの電力供給体制において、NED社は2011年末より既に一部稼動を始めた設備より、電力公社であるEGAT(Electricity Generating Authority of Thailand)向けに売電する事業を開始しています。
MMThは、2010年12月にタイ政府と実証走行試験に向けての共同研究に合意、2011年9月より電力会社であるMetropolitan Electricity Authority社(首都圏配電公社)やPEA ENCOM社(地方配電公社子会社)、石油会社PTT Public Company Limited社と実証走行試験を実施しています。今回新たにNED社とも覚書を締結し、新エネルギー普及に積極的に取り組むタイにおいて、EVの受容性、市場性など、EV普及に向けた具体的な検証を進めていきます。
三菱自動車は、日本を始め、米国、カナダ、欧州や香港、オーストラリア等で電気自動車『i-MiEV』を販売しています。また、タイ以外にも、世界中で60を超える政府や企業等とのパートナーシップを通じ、EV普及・促進に取り組んでいます。
NED ウォラモル ペック カムカニストCEO (左)
MMTh 村橋庸元社長 (右)
* Natural Energy Development Co., Ltd.社
三菱商事100%子会社であるDiamond Generating Asia, Limited (DGA社)、香港の電力会社CLP Holdings Limited (CLP社)、タイの大手発電事業会社であるElectricity Generating Public Company Limited (EGCO社)が、それぞれ33.3%出資。
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