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《速報/人テク2017名古屋》製造業向け、カーボンファイバー、金属3Dプリンター(デスクトップ型)【ミルトス:小間番号230】
カーボンファイバー他複合材料、さらには金属材料による部品レベルの製作を独自技術の開発により可能にした3Dプリンターが遂に登場。
しかも投資回収可能な価格帯で昨秋より日本で絶賛販売中。
従来、Direct Modeling等誇大宣伝で、生産技術革命を喧伝してきて、現実には試作レベルのものしか出来ず、又、製造業向けに試用可能な金属プリンターも取り扱いが困難で、価格も投資の回収には程遠い超高価格のものしか実現できていない。
一方低価格帯のプリンターは広範な広がりを見せたものの、堅牢な成型物も複雑な形状も実現できず、何よりも故障が多くユーザーの安定使用に耐えうる信頼レベルには程遠いのが現状である。
3Dプリンターそのものがユーザーの期待を裏切って失望が広がって、目下反省期にあると言える。そのような環境下にあって、米国マサチューセッツ州ボストン近郊で、MITの航空宇宙工学のエンジニアGreg MarkがカーボンファイバーをFDM手法によって長手方向に連続積層することによって、アルミ並の強度を実現し、治具・工具、簡易な部品レベルの製品を成型することに成功。さらに微細なカーボンをナイロン樹脂と混合してONYXという材料を開発、仕上がり精度を50ミクロンにまで高めている。同社は上記に加えて、グラスファイバー、ケブラーなどの樹脂線維と複合させてユーザーの要求に有った形状、強度を実現している。また、成型に際してはアイガーという独自開発した制御ソフトで、要求公差に従った精度を実現している。ハードウエアとしてのプリンターは固より、成型指示・制御ソフト及び成型用材料の独自開発によって、他の追随を許さぬ革命的3Dプリンターシステムを開発し続けている。その延長線上に開発され、今秋発売を予定しているのが、金属プリンターである。ステンレス、インコロイ、チタニウムの成型が可能で、いよいよかつてオバマ大統領が目指した、CNC工作機械に代わる製造体系の革命の第一歩が始まったと言える。
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