普通・小型自動車部門ではプリウス、軽自動車部門ではアルトとキャロルが最も燃費の良い乗用車となりました！【国土交通省】

2017年3月29日

普通・小型自動車部門ではプリウス、
軽自動車部門ではアルトとキャロルが最も燃費の良い乗用車となりました！
～平成28年に販売した「低燃費乗用車ベスト10」及び
「自動車燃費一覧」を公表します！～

国土交通省は、平成28年末時点で販売されている乗用車の燃費ベスト10及び平成28年版「自動車燃費一覧」を取りまとめました。平成28年末時点で販売されている乗用車のうち、最も燃費の良い乗用車は、普通・小型自動車ではプリウス（トヨタ自動車㈱）、軽自動車ではアルト（スズキ㈱）及びキャロル（マツダ㈱）となりました。

国土交通省では、自動車ユーザーの省エネルギーへの関心を高め、燃費性能の優れた自動車の開発・普及を促進するため、毎年、燃費の良い乗用車のベスト10とともに、「自動車の燃費性能の評価及び公表に関する実施要領（平成16年国土交通省告示第61号）」に基づき自動車の燃費性能を評価した「自動車燃費一覧」を公表しています。

1．燃費の良い乗用車ベスト10
平成28年末時点で販売されている自動車のうち、最も燃費（JC08モード燃費値）の良い乗用車は、普通・小型自動車では40.8km/Lのプリウス（トヨタ自動車㈱）、軽自動車では37.0km/Lのアルト（スズキ㈱）及びキャロル（マツダ㈱）でした（表1参照）。また、平成27年度燃費基準の達成レベル※が最も高い乗用車は、普通・小型自動車では達成率249%のオデッセイ（本田技研工業㈱）、軽自動車では達成率169%のアルト（スズキ㈱）及びキャロル（マツダ㈱）でした（表2参照）。
※ 一般に、自動車は車両重量が重いほど燃料を多く使うため、燃費基準値は車両重量に応じて設定されています。（車両重量に応じた燃費基準値は下記2．の自動車燃費一覧に掲載しています。）

2．自動車燃費一覧
平成28年末時点で新車として販売されている自動車の燃費性能等について、メーカー別・車種別に取りまとめ、以下のURLに掲載しました。http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_mn10_000002.html なお、平成27年度に販売された乗用車の平均燃費は21.6km/Lであり、前年度から約0.5%低下しています（図1参照）。主な低下の要因として、車両重量が軽く、相対的に燃費が良い車両区分の出荷比率が低下したことが考えられます（図2参照）。