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デュッセルドルフボートショーで新型船外機「DF20A/15A」を発表【スズキ】
2012年1月23日
スズキ㈱のドイツの販売子会社スズキ・インターナショナル・ヨーロッパ社(Suzuki International Europe GmbH, SIE)は、デュッセルドルフで1月21日から29日まで開催されている「第43回デュッセルドルフボートショー(43rd International Boat Show Düsseldorf)」において、14.7kW(20PS)および11.0kW(15PS)クラスの船外機では世界初となる、フューエルインジェクション(燃料噴射システム)を採用した、4ストローク船外機「DF20A/15A」を発表した。
「DF20A/15A」は、小型のフィッシングボートやゴムボートなどに使用される軽量・コンパクトで低燃費な4ストローク船外機である。
「DF20A/15A」はスズキのタイにおける船外機、二輪車の製造販売子会社タイスズキモーター社(Thai Suzuki Motor Co., Ltd.)で生産され、北米、欧州、および日本を含む全世界で2012年夏より順次販売開始していく計画である。
DF20A/15Aの特長
● 優れた始動性・加速性能・低燃費
省スペースに対応した新設計のフューエルインジェクションをこのクラスで初めて採用することで、優れた始動性、加速性能を実現した。なお、このフューエルインジェクションは、バッテリーを必要としないバッテリーレスフューエルインジェクションである。
また、リーンバーンシステム(希薄燃焼)と組み合わせることで、現行モデルと比べて燃費が最大で30%向上した※1。
● クラス最軽量・コンパクト
コンパクトなフューエルインジェクションを新設計し、各部品の重量を見直したことで、DF20Aはこのクラスでは最軽量となる44kg※2を実現した。
※1:スズキ社内テストによる
※2:リコイル始動のDF20AS(プロペラ、エンジンオイルの重量は含まない)
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