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インドでの排ガス触媒生産能力を2倍に拡張【BASFジャパン】
2017年3月3日
本資料は2017年3月2日にBASF(インド)により発表されたプレスリリースの和訳です。
■ チェンナイでの新規生産工場の運用を開始
■ 生産能力の強化を通じて、現地の自動車メーカーによる厳しい排ガス規制の遵守を支援
BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)のグループ会社でインドの触媒事業を担う、BASF Catalysts India Private Limited(以下「BASF」)は3月2日、インド・チェンナイにて排ガス触媒生産工場の操業を開始しました。この47,000平方メートルにおよぶ新工場は3年間にわたる増設プロジェクトによって完成し、既存工場に代わる施設となります。これにより、インドでの触媒生産能力が2倍に増加します。
軽量車、重量車、および二輪車向けの排ガス触媒など、あらゆる触媒ソリューションを生産するワールドクラスの生産ラインが、増大する市場の需要とお客さまからの技術的ニーズに応えるために、この新たな工場に設置されました。この工場では、TWC(三元触媒)、DOC(ディーゼル酸化触媒)、およびCSF(触媒化スートフィルター)、SCR(選択接触還元)を含む排ガス制御触媒ソリューションであるBASF EMPROTMが生産されます。
BASF取締役でアジア太平洋地域を担当するサンジブ・ガンジーは次のように述べています。「インドをはじめアジア太平洋地域では、自動車の存在がかつてないほど重要になってきています。同時に、インド国内では自動車の現地生産が進んでいます。成長に伴う需要の増加に対応するため、私たちはBASFのアジア太平洋戦略や、「Make in India(メイク・イン・インディア)」などのインド政府が打ち出す政策に沿って、地域での現地生産ネットワークを拡大させています。」
BASFモバイルエミッションキャタリスト担当シニアバイスプレジデントのディルク・デムスは次のように述べています。「チェンナイの生産拠点を強化したことで、BASFはインド国内での高度な排ガス抑制ソリューションに対する需要の増加に、今後より適切な対応ができるようになります。また、2020年までのBS(バーラト・ステージ)IVからBS VIへの移行など、厳しさを増す要求にお客さまが対応できるよう、支援することも可能になります。また、新工場では重量車向けの高度な排ガス触媒も生産されるため、インドやASEAN諸国で急速に成長する自動車市場への対応を強化できます。」
また、BASF南アジア地域担当責任者であるラマン・ラマチャンドランは、以下のように述べています。「インドではMake in India(メイク・イン・インディア)[1]、スマートシティ[2]、Swachh Bharat(スワッチ・バーラト)[3]などの取り組みが実施されており、急速かつ持続可能な発展の最前線です。BASFが従事する化学品業界にとって重要な機会であり、BASFはインドでこれらの実現に向けた積極的な投資を行っています。チェンナイでの自動車排ガス触媒工場の新設は、BASFが成長に向けた資産への投資に対し、継続的に重点を置いていることを示しています。現地法人である、BASF India Limitedや BASF Chemicals India Private Limited、BASF Catalysts India Private Limitedを通して、BASFは過去4年にわたり、インド国内での生産や研究開発に約3億ユーロを投資しています。」
[1] http://www.makeinindia.com/home
[2] https://swachhbharat.mygov.in/
[3] http://smartcities.gov.in/
BASFの触媒事業本部について
BASFの触媒事業本部は、環境触媒とプロセス触媒の世界的なリーディング・サプライヤーです。同事業本部は、私たちが呼吸する大気の保護、生活を支える燃料の製造、先進のバッテリー材料などを含む多岐にわたる化学品やプラスチックの効率的な生産を支える技術開発で卓越した専門知識を提供します。BASFの業界をリードする研究開発プラットフォーム、技術開発への情熱、貴金属とベースメタルへの深い知識を活用することで、触媒事業本部は、独自のソリューションを開発し、顧客の成功をサポートしています。BASFの触媒事業本部についての詳細は、インターネットホームページ(www.catalysts.basf.com)をご覧ください。
BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は世界をリードする化学会社(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)で、持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります。また、経済的な成功、環境保護、そして社会的責任を同時に実現しています。BASFでは、約114,000人の社員一人ひとりがほぼすべての産業、ほぼすべての国においてお客様の成功に貢献できるよう努めています。製品ポートフォリオは化学品、高性能製品、機能性材料、農業関連製品、石油・ガスの5つの部門から成ります。2016年、BASFは約580億ユーロの売上高を達成しました。BASFの詳しい情報は、www.basf.com(英)、newsroom.basf.com(英語)、www.basf.com/jp(日本語)をご覧ください。
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