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ポンプ・モータ分離型走行用HST(Hydro Static Transmission)を開発【KYB】
2017年2月8日
当社は、油圧ダイレクト制御方式ポンプを採用したポンプ・モータ分離型走行用HST(Hydro Static Transmission)を開発しましたのでお知らせいたします。
1.特徴
1)特徴ポンプは油圧ダイレクト制御方式を採用しており、エンジン回転数と負荷圧力の両方に対応して走行速度を制御可能です。これにより走行速度と回転数を連動させることができ、燃費向上に繋がります。
またスピードセンシング(オプション)と組み合わせることで、エンジンのトルク性能を最大限に活用した馬力制御を行うことが可能です。更に、電子サーボ方式(オプション)も用意しており、電気信号によりポンプ容積を変化させることが可能です。
2)モータは自動2速機構を内蔵してお、設定負荷圧力に上昇すると自動的に1速に切り替わり、設定負荷圧力以下になると再び2速に切り替わります。これにより変速動作が不要となり、疲労軽減、作業効率向上に繋がります。またスプール交換のみでマニュアル制御仕様に変更可能です。
3.製品名 ポンプ・モータ分離型走行用HST(Hydro Static Transmission)
4.主な用途 運搬車、トラックローダー、22〜35Kwの産業・農業車両走行用ほか
5.販売数量見込み ポンプ 500台/年
6.開発・生産拠点 KYB㈱ 相模工場
問合せ先 KYB㈱ 経営企画本部 広報部 TEL 03-3435-3552
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