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2017年FIA世界ツーリングカー選手権参戦体制について【本田技研工業】
2017年1月23日
Hondaは、2017年のFIA※世界ツーリングカー選手権(以下、WTCC)に、日本人初のレギュラードライバーとなる道上 龍(みちがみ りょう)選手を含む、Hondaワークスチーム2チーム3台の体制で参戦します。
<Honda Racing Team J.A.S.>
マシン :Honda Civic WTCC
ドライバー:道上 龍
Car No. :34
2016年、ツインリンクもてぎで行われたWTCC第9戦日本ラウンドにスポット参戦した道上龍選手が、レギュラードライバーとして参戦。自身のキャリア初となる世界選手権において勝利を目指します。
<Castrol Honda World Touring Car Team>
マシン :Honda Civic WTCC
ドライバー:ティアゴ・モンテイロ
Car No. :18
ドライバー:ノルベルト・ミケリス
Car No. :5
(以上敬称略)
2016年シーズンをHonda勢最上位となるランキング3位で終えたティアゴ・モンテイロ選手は、Hondaのワークスドライバーとして6年目のシーズンを迎えます。2016年シーズンからHondaのワークスドライバーとなったノルベルト・ミケリス選手は、2017年はCastrol Honda World Touring Car Teamから参戦します。
なお、WTCCの体制発表に合わせ1月28日(土)〜2月5日(日)の期間、Honda青山ビル1階のショールーム「ウエルカムプラザ青山(東京都港区)」にて、HondaのCivicレースの歴史を振り返る「CIVIC Racing History展」を開催します。また、道上選手が登場するトークショーを最終日2月5日(日)に開催します。
※FIAはFédération Internationale de l’Automobile(国際自動車連盟)の略称
【コメント】
本田技研工業㈱ モータースポーツ部 部長 山本 雅史
「モンテイロ選手とミケリス選手という素晴らしいドライバーに加え、日本人として初のWTCCフル参戦となる道上選手をHondaのワークスチームへ迎えることができて非常にうれしく思っています。道上選手は日本で長くツーリングカー選手権を戦ってきた選手ですので、その経験を活かした活躍を期待しています。また国内のモータースポーツファンの皆様にも一層のご支援をいただき、WTCCが盛り上ってくれるものと期待します。このドライバー体制に加え、このオフシーズン中に、車両の戦闘力を増す改良を施して、2017年のドライバーズタイトル、マニュファクチャラーズタイトルの獲得をチーム一丸となって目指します」
㈱本田技術研究所 Honda WTCC プロジェクトリーダー 古川 隆一
「2017年シーズンに向けてホモロゲーションを再取得し、車体全体の戦闘力を向上させるべく強力に開発を進めています。弱点部位の改善と得意分野のさらなる強化を行い、タイトルを獲得したいと思っています。
シーズンフル参戦が決定した道上選手には、今まで積み重ねた数々の経験と優れたドライビングテクニックを存分に発揮していただき、日本人として、またHondaの一員として、最高の結果を期待しています。ご声援の程、何卒よろしくお願いいたします」
<Honda Racing Team J.A.S.>
道上 龍 選手
「私にとっては2013年以降、4年ぶりのドライバーとしての本格復帰であり、同時に世界選手権フル参戦という初めてのチャレンジとなります。世界選手権の舞台で日本人としてHondaブランドを背負って戦えることを誇りに思うと同時に、非常に身の引き締まる思いです。とても大きな挑戦になりますが、今までの経験を活かし、レース人生の集大成とするべく全ての力を出し切り、勝利を目指します。HondaとJ.A.S.モータースポーツのメンバーとともに力を合わせ、精一杯頑張りますので、ご声援をよろしくお願いいたします」
<Castrol Honda World Touring Car Team>
ティアゴ・モンテイロ 選手
「今年もHondaと一緒に戦えることをとてもうれしく思っており、シーズンの開幕を非常に楽しみにしています。2012年のHondaのWTCCプロジェクト開始時からチームの一員になり、チャンピオンになることを目標に戦ってきましたが、今年もその思いは変わりません。昨年は私の祖国、ポルトガルで優勝できたことに加え、年間ランキング3位になり、これまでで最も良い結果を残すことができました。今年もこの成長の勢いを維持していけると思っていますし、それが実現できればタイトルを狙うことができると確信しています」
ノルベルト・ミケリス 選手
「今年もHondaでドライブできることを大変うれしく思っています。昨年はHondaワークスドライバーとしての参戦1年目で、開幕直後こそ少し苦戦をしたものの、シーズン後半には安定感のある速さを見せることができました。そのなかでも、Hondaのホームサーキットであるツインリンクもてぎで勝つことができたことをとても誇りに思っています。目標であるチャンピオンになるために、強力なマシンとチーム体制がある上に、自身の準備も十分整っています。Honda陣営としても、モンテイロ選手と道上選手とともに、シーズンを通して最高のパフォーマンスをお見せできると確信しています」
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