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スバル汎用エンジン「EXシリーズ」 累計生産台数300万台を達成【富士重工業】
2012年1月11日
富士重工業は、2012年1月6日に、スバル汎用エンジン「EXシリーズ」の累計生産台数300万台を達成しました。2001年12月よりEXエンジンの生産を開始して以来、10年1ヶ月での記録達成となります。
126cc(4.3HP)~404cc(14HP)まで7機種を揃えるEXエンジンは、スバルレガシィ用エンジンのノウハウを応用したチェーン駆動オーバーヘッドカム(OHC)を採用し、高剛性エンジンブロックや、効率の良い潤滑・冷却システムにより、高い信頼性と耐久性を実現しています。また燃焼室や吸気ポートの最適化により燃焼効率・吸気効率を向上し、排気ガスのクリーン化と低燃費化を実現、高出力と環境性能を両立しています。さらにはOHC 機構によるメカニカルノイズの低減やマフラーの最適設計による低騒音化、“一発始動”にこだわった軽いスタート操作など、人と環境に優しいエンジンとして定評を得ています。
これらの特徴と抜群の搭載性により、過酷な使用環境で使われる建設機械を始め、発電機や高圧洗浄機など一般向けの製品にも数多く搭載され、あらゆる用途の動力源として、世界中のお客様にご愛用いただいています。
累計生産300万台達成を受け、1月10日にEXエンジンの生産を行っている同社産業機器カンパニー埼玉製作所(埼玉県北本市)において記念式典を開催し、関係者出席の下、製造部門を始めとする全従業員の日々の努力を労うとともに、今後も高い品質のエンジンを世界中のお客様に届け続けることを改めて誓いました。
富士重工業は、産業機器カンパニーにおいて汎用エンジン事業を展開。これからもお客様の多様なニーズに対応できるグローバルな総合汎用エンジンメーカーとして、さらなる事業の発展を目指します。
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