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アンテナ内蔵型GNSSレシーバーで組み込み設計を容易化【ユーブロックスジャパン】
2016年12月1日
ユーブロックス、アンテナ内蔵型GNSSレシーバーで組み込み設計を容易化
RFアンテナ設計の経験が限られているGNSSアプリケーションの
システム開発者向け超小型モジュールで市場投入までの期間を短縮
2016年12月1日、スイス、タルウィル-スイスのu-blox AG(日本法人:ユーブロックスジャパン㈱、東京港区、代表 仲 哲周)は、本日、アンテナ内蔵型SAM-M8Q GNSSレシーバー[seitz1] を発表しました。15.5×15.5×6.3mmの小型パッケージに収められたモジュールは、資産追跡システムやテレマティクス・システム、自動車のアフターマーケット向け汎用アプリケーションなど、位置情報を必要とする小型デバイスに簡単に組み込むことができます。
SAM-M8Qレシーバーは、内蔵の広帯域アンテナとモジュールのSAWフィルターおよび低雑音増幅器(LNA)アーキテクチャを組み合わせることで、セルラー・モデムなど、干渉を引き起こしやすい他の電子機器からの高周波信号が存在する場合でも、強力なパフォーマンスを発揮します。最新のu-blox M8マルチGNSSレシーバー技術の応用により、GPS、GLONASSおよびGalileo衛星信号の同時受信が可能です。
ユーブロックスの測位製品プロダクト・マネージメント部長、Kim Kaistiは次のように語っています。「SAM-M8Qは、RFアンテナ設計の経験が少ないお客様向けです。」さらに、「内蔵アンテナを必要とし、表面実装パッケージにより最終製品の組み立てと設置が容易になるアプリケーションに狙いを定めています」とも語っています。
SAM-M8Qのサンプル出荷は2017年1月中旬を予定しています。同モジュールのフル生産は2017年2月中旬を予定しています。
ユーブロックスについて
スイスのユーブロックス社(SIX:UBXN)は、民生、産業および自動車市場向けにワイヤレスと測位用半導体を提供するグローバルリーダーです。ユーブロックスのソリューションにより、人、自動車や機械等がそれぞれの位置を正確に決定し、さらにセルラーおよび近距離ネットワークでワイヤレス通信を行うことができます。ユーブロックスはチップ、モジュール、ソフトウェアの各ソリューションを多種用意して独自の地位を占め、OEMメーカーの皆様がIoTの革新的なソリューションを迅速かつ廉価に開発するためのお手伝いをしています。ユーブロックスはスイスのタルウィルに本社を置き、世界の各地、特に欧州、アジア、米国に多くのオフィスを構えています。詳細についてはwww.u-blox.com/ja/をご覧ください。
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