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リチウムイオン電池が国際宇宙ステーションに搭載【GSユアサ】
2016年11月21日
GSユアサのリチウムイオン電池が国際宇宙ステーションに搭載
~2016年12月から輸送を開始~
GSユアサグループの㈱ジーエス・ユアサテクノロジー(社長:加藤泰一郎、本社:京都府福知山市。以下、GYT)が開発・製造した高性能宇宙用リチウムイオン電池(セル)が、国際宇宙ステーション用バッテリー(以下、新型ISS用バッテリー)に採用され、12月より国際宇宙ステーション(以下、ISS)への輸送が開始されます。
GYT製のリチウムイオン電池は、高エネルギー密度、長寿命であり、また高率充放電が要求されるISS運用に最適な設計の電池です。現在搭載されている電池と比較して、質量あたり約3倍の高エネルギー密度であることから、現在の48個のバッテリーと相当の能力を半数の24個で実現することができます。
この新型ISS用バッテリーは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(理事長:奥村直樹、本社:東京都調布市。以下、JAXA)殿の宇宙ステーション補給機「こうのとり」にて、4回に分けてISSへ輸送されることが発表されています。(JAXA殿ホームページよりhttp://iss.jaxa.jp/topics/2016/06/htv6_160602.html)
GYTは特殊用途の電池や電源を開発・製造販売しており、海・陸・空(水深6,500mの深海から、上空36,000kmの宇宙空間まで)の特殊環境フィールドで、高性能かつ高品質な電池をお届けしています。
今後も高性能リチウムイオン電池の開発・製造を通じて、宇宙開発事業へ貢献してまいります。
【ISS用リチウムイオン電池(セル)の特長】
1.高いエネルギー密度
現在ISSで使用されているニッケル水素電池と比較して、質量あたり約3倍の高エネルギー密度
2.長寿命
満充電、完全放電を1サイクルとした場合、5000サイクル以上の利用が可能
3.高率充放電での利用に適した設計
短時間でも十分な充電と高い出力性能を備える
【ISS用リチウムイオン電池(セル)の仕様】
※寸法Hは端子部を含まない
【写真】手前右)GYT製のISS用リチウムイオン電池(セル)
後方左)新型ISS用バッテリーを搭載した曝露パレット
[この件に関するお客様からのお問い合わせ先]
㈱ジーエス・ユアサテクノロジー 営業部 TEL 03-5402-5867
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