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小型バス「ローザ」初、リムジン仕様向けのベース車両をベトナムで250台受注【三菱ふそうトラック・バス】
2016年9月21日
● FUSOはベトナムの自動車メーカーD-Carから、ハイエンドな旅客輸送サービス企業向けに小型バス「ローザ」の
ベース車両を250台受注
● 「FUSO ROSA Limousine D-Car」は、小型バス「ローザ」では初となるリムジン仕様の車両
● 250台の一括受注は、ベトナムでの独占販売会社「メルセデスベンツ・ベトナム(MBV)」の21年の歴史で最大。
「ローザ」の2016年5月のベトナム市場への投入後、わずか3カ月での受注
● 高級仕様にデザインされた同車両は、ベトナムのハイエンドな旅行関連企業からの注目を集めると期待
三菱ふそうトラック・バス㈱(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:マーク・リストセーヤ、以下 MFTBC)は、ベトナムの自動車メーカーD-Carから小型バス「ローザ」250台の大型案件を受注しました。同車両はハイエンドな旅客輸送サービス企業で利用されます。
D-Carは車両の高級仕様化を専門とする企業。「ローザ」は同社により、ベトナム市場向けに、同車両初となるリムジン仕様に施され、「FUSO ROSA Limousine D-Car」へと生まれ変わりました。座席数を通常の29席から19席に減らしたことで、乗客はより広い空間で快適な時間を過ごすことができます。また、Wi-Fiや3Gネットワーク、DVDスクリーン、読書灯、冷蔵庫などが完備されています。
同契約は、「ローザ」を2016年5月にベトナム市場に投入してわずか3カ月で締結されました。同市場でFUSO車両を独占販売するメルセデスベンツ・ベトナム(MBV)にとり、21年間の歴史で最大の取引となります。「ローザ」はベトナム市場における小型バス需要の増加に応えるべく、ホーチミン市クチ県にある組立工場で製造されています。「日本製の小型バスが持つ安全性、経済性、快適性を確保しつつ、ベトナムのお客様に合わせたカスタマイズを行っています。ベトナムでは現在、ハイエンドの旅客輸送サービス業界が成長し始めており、当社はまさに絶妙なタイミングで最適な製品を市場に送り出そうとしています」(MBVのCEO兼社長のマイケル・ベーレンツ)
小型リムジンバス「FUSO ROSA Limousine D-Car」は、ハイエンドな旅行関連サービス企業での利用が期待されています。「FUSOの協力により、高品質なローザを短期間で大量納入していただきました。おかげさまで当社は、サービス向上を目指すクライアントに同車両を迅速に引き渡すことができます。2016年末には、多くのハイエンドの旅客輸送サービス企業が同車両を利用できるようになっていることでしょう」(D-Car最高経営責任者Luu Cam Thanh氏)
小型リムジンバス「FUSO ROSA Limousine D-Car」
世界で活躍する「ローザ」
小型バス「ローザ」は1960年の日本国内での発売以来、おもに送迎、幼稚園バス、福祉車両、キャンピングカーなどで使われています。現在、国内外含めFUSOのバスラインアップで最も販売されているモデルです。累計生産台数は1997年に10万台、2015年には20万台を達成しました。世界約40カ国に輸出しており、「ローザ」の全販売台数の80%(2015年)を占めています。
ベトナムにおけるFUSOブランド
FUSOは東南アジアでも特に成長著しいベトナムを戦略市場と位置付け、同国での事業を強化するべく、2014年7月よりMBVを通じて小・中・大型トラックの現地組み立て及び販売を行っています。また小型のみだった製品ラインアップを2014年からは中・大型まで拡大、2015年は大型トラックの新モデルを導入し、小型から大型まで幅広い選択肢をお客様に提供しています。2015年の販売台数は前年比で約30%増加しています。今回、小型バスがラインアップに追加されることで、顧客基盤をさらに強化し、シェア拡大を目指します。
ダイムラー・トラック・アジア(DTA)の概要
ダイムラー・トラック・アジア(DTA)は80年以上の歴史を誇る三菱ふそうトラック・バス㈱と、インド市場で躍進的な成長を続ける新会社ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社が共同で事業を行う組織です。DTAは製品開発、生産、輸出、調達、研究活動を共同で行い、お客様にとって価値ある製品とサービスを提供する戦略的なビジネスモデルを推進しています。
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