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ルノー・日産アライアンス、累計35万台の電気自動車を販売【日産自動車】
2016年9月13日
EVのグローバルリーダーの地位を維持
● アライアンスは直近1年で10万台のEVを販売、8月に累計販売35万台を記録
● 「日産リーフ」は累計23万台を販売する世界最量販EV
● ルノーはノルウェーで10万台目のEVを納車
● アライアンスEVは引き続き航続距離を伸ばし、更なるイノベーションを提供
ゼロ・エミッションモビリティのグローバルリーダーであるルノー・日産アライアンスは、2010年12月に「日産リーフ」を発売以来、累計35万台のEV販売を記録しました。
アライアンスは8月にこの歴史的なマイルストーンを達成するとともに、直近1年で10万台のEVを販売するという業界記録を打ち出しました。
アライアンスのEVは、世界で販売されたEVの半数を占めています。「日産リーフ」はグローバルで累計23万台以上を販売する業界最量販EVであり、ルノーは欧州で最も販売されているEVブランドとなっています。
「この歴史的なマイルストーンは、お客さまがルノーおよび日産のEVの利点を認めていることを証明しています。EVのフルラインアップを手頃な価格で提供し、ゼロ・エミッション社会の実現を目指す取り組みにより、ルノー・日産アライアンスは、EV技術における圧倒的なリーダーになっています」と、ルノー・日産アライアンス会長兼CEOのカルロス ゴーンはコメントしました。
ルノー・日産EVの歴史的マイルストーン
ルノー・日産アライアンスは、個人の使用からビジネスユースまで幅広いゼロ・エミッション車のラインアップを持つ世界唯一の自動車グループです。日産は、「日産リーフ」に加え、小型商用バン「e-NV200」を2014年から主に欧州および日本で販売しています。ルノーは、「ゾエ」の他に、バンの「カングーZ.E.」、セダンの「SM3 Z.E.」、市街地用2人乗り「トゥイジー」を販売しています。
日産は、現在までに世界48ヶ国・地域で累計25万台以上のEVを販売しています。「日産リーフ」の走行距離は27億キロメートル(17億マイル)を超え、約455,249,190 トン*1のCO₂排出を削減したことになります。25万台のうち、米国、日本、欧州の3地域の合計で全体の90%を占めており、米国が97,000台と最も多く、次いで日本(68,000台)、欧州(61,000台)と続きます。
ルノーは、2011年10月に初のEV「カングーZ.E.」を発売以降、世界で累計10万台のEVを販売しました。このマイルストーンを記念しノルウェーで行われた式典では、欧州で最も売れているEVである「ゾエ」がお客さまに納車されました。今年上半期の販売台数は対前年比で32%増加し、ルノーは欧州で最も勢いのあるEVブランドとなっています。欧州の道路を走る電気自動車の4台に1台がルノー車です。
航続距離の延長と技術革新
アライアンスは、お客さまの期待やニーズに応えるべくEVの機能や航続距離を改良し続けており、ゼロ・エミッション技術の可能性を拡大しています。
日産は、航続距離250*2キロメートルの改良型の「日産リーフ」を、米国と日本では2015年11月に、欧州では今年初めに発売しました。
ルノーは、昨年、「ゾエ」に改良を施し、航続距離を30キロメートル伸ばし、充電時間を10%短縮しました。また、電気制御を最適化することでモーターの効率も向上させました。
アライアンスは、EVの専門知識と他の先進技術の研究開発を組み合わせることで今後も革新を続けます。アライアンスは、今年1月に、2020年までに自動運転技術を10モデル以上に採用する計画を発表しました。自動運転技術は今後、主要な量産車に手頃な価格で搭載され、アライアンスが目指す「ゼロ・エミッション」、「ゼロ・フェイタリティ」の実現に向けたコミットメントを確固たるものにしていきます。
*1 日産のグローバルデータセンター(GDC)で集計された2016年8月現在のデータに基づく。走行距離とCO₂の排
出量は、テレマティクスシステムに登録された「日産リーフ」(グローバル累計販売台数の約53%)の走行デー
タを集計したのもの。
*2 新欧州ドライビングサイクル(NEDC)に基づく。日本の「JC08モード」では280km。
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