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スリーボンド日産自動車大学校GT-Rが今季3勝目を挙げシリーズタイトルに王手【日産自動車】
2016年9月4日
スリーボンド日産自動車大学校GT-Rが今季3勝目を挙げシリーズタイトルに王手
スーパー耐久シリーズ第4戦 レースレポート
9月3~4日 富士スピードウェイ(静岡県)
2016年スーパー耐久シリーズも折り返しとなる第4戦「富士 SUPER TEC」が静岡県の富士スピードウェイで開催され、ST-Xクラスに出場した#24「スリーボンド日産自動車大学校GT-R」(内田優大/藤井誠暢/平峰一貴)がシリーズ最長の9時間レースで優勝。NISSAN GT-R NISMO GT3は開幕から4連勝を飾りました。
金曜日の専有走行で、#24「スリーボンド日産自動車大学校GT-R」は燃料系のトラブルから出火してしまい、クルマのフロント部分を半焼させてしまうアクシデントに遭遇してしまいました。それでもメカニックが深夜まで修復作業を行い、日産自動車大学校の生徒もこれをサポート。土曜日の公式予選には無事に出走し、予選3番手を得ました。
前夜の雨で路面はまだ濡れていましたが、決勝レースは曇り空の下、予定通り午前9時に全車がドライタイヤでスタートしていきました。平峰がスタートを担当した#24「スリーボンド日産自動車大学校GT-R」は序盤に首位に浮上しました。第2スティントで一度、#5「Mach MAKERS GTNET GT-R」にトップを譲ったものの、再びトップを奪い返した後はそのポジションをキープ。平峰と内田でレース前半を戦うと、プラチナドライバーの藤井が中盤のスティントに登場し、トップの座をより確実なものとしました。その後平峰にドライバー交代すると、最終スティントでは再び藤井がステアリングを握り、そのまま9時間を走りきってトップチェッカー。今季3勝目を獲得しました。優勝を逃した第3戦も3位入賞と着実にポイントを積み上げてきており、これで念願のタイトルに王手をかけることになりました。
#24「スリーボンド日産自動車大学校GT-R」とトップ争いを繰り広げていた#5「Mach MAKERS GTNET GT-R」と#3「ENDLESS・ADVAN・GT-R」でしたが、黄旗中の追い越しでペナルティストップを課せられるなどタイムロスもあり、#3「ENDLESS・ADVAN・GT-R」が2位、#5「Mach MAKERS GTNET GT-R」は4位となりました。
またST3クラスに加納政樹/本山哲/安田裕信のトリオでフェアレディZを駆って参戦した#35「SKT team motoyama」は、クラス6番手グリッドから粘り強い走りで着実に追い上げ、3位表彰台を獲得しました。
藤井誠暢(#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-R/決勝優勝)
「前回の鈴鹿では雨の決勝で少し厳しかったのですが、クルマを見直してもらって、今回は予選だけでなく決勝でも良いペースで走ることができました。決勝は本当にクルマの調子も良く、またドライバーもピットワークでもミスがなくて、これまでのレースの中でも最高な、完璧なレースになりました。ここまでGT-R GT3が4連勝を飾っていますが、3台がタイヤも含めてイコールコンディションで戦っていて、絶対に負けたくない、と緊張感を持って戦えていることが、好結果に繋がっているのだと思います。サポートに来てくれている日産自動車大学校は、今回は横浜校の学生さんが来てくれましたが、いつもながらの良い仕事ぶりでしたね。これまで、横浜校が担当のレースでは勝ったことがなかったのですが、今回彼らにも初優勝をプレゼントできてよかったです」
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