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「ティム・ガイザー」モトクロス世界選手権の最高峰クラスでチャンピオンを獲得【本田技研工業】

2016年9月5日

2016 FIMモトクロス世界選手権の最高峰クラスMXGP(450cc)において、㈱ホンダ・レーシングの契約ライダーで、Team Honda Gariboldi Racing(チーム・ホンダ・ガリボルディー・レーシング)に所属するティム・ガイザーが、シリーズチャンピオンを獲得しました。
ティム・ガイザーは、Hondaのワークスマシン「CRF450RW」を駆り、9月3日(土)にアメリカで開催された第17戦のレース1で4位、レース2を2位でゴールしました。最終戦を残した時点ですが、ランキング2位につける選手とのポイント差により、今シーズンのチャンピオンが決定しました。
ティム・ガイザーは、スロベニア出身の19歳のライダーで、昨年MX2(250cc)クラスの世界チャンピオンを獲得。今シーズンは最高峰クラスにステップアップして、ルーキーイヤーでチャンピオン獲得を果たしました。

※ FIMとは、Fédération Internationale de Motocyclisme(国際モーターサイクリズム連盟)の略称

【ティム・ガイザーのコメント】
「2年連続でタイトルを勝ち取ることができたなんて、信じられない気持ちです。Honda、HRC、そしてチームのみんなと家族に感謝しています。また、ファンの皆様の声援が私を後押ししてくれました。モトクロスという競技の人気を、私の母国スロベニアで高めることに役立てたと思いますし、そうしてこのスポーツに貢献できたことを光栄に思います。マシンは素晴らしく、まるで自分の身体の一部であるかのように動いてくれました。Honda CRF450RWは、これ以上求める部分がないくらい、完璧なマシンでした。今季は、ライダーとしても人間としても成長することができました。どんな夢でも、それを信じて本当に努力すれば叶います。今日、まさに私の夢が叶いました」

【㈱ホンダ・レーシング 代表取締役社長 野村欣滋のコメント】
ティム・ガイザー選手と、チームスタッフ、そしてレース活動を支えてくれた多くのスポンサーとモトクロスファンに感謝いたします。最高峰クラス参戦1年目でのチャンピオン獲得は、見事という他ありません。ワークスマシンCRF450RWの性能を高い次元で引き出してくれたことは、開発しているメンバーにも大きな喜びを与えてくれました。今後もホンダ・レーシングは、モータースポーツファンと感動を共有できるレース活動を目指し、取り組んでまいります。



【ティム・ガイザーのプロフィール】
生年月日 1996年9月9日
出身地  スロベニア
主な戦績 2009年 85cc          ヨーロッパチャンピオン
     2012年 125cc        ヨーロッパ&世界チャンピオン、世界選手権 MX2デビュー
     2013年 世界選手権 MX2    ランキング20位
     2014年 世界選手権 MX2    ランキング5位
     2015年 世界選手権 MX2    チャンピオン
     2016年 世界選手権 MXGP  チャンピオン

【Honda CRF450RWの概要】
エンジン形式   水冷・4ストローク・OHC・449.7cm³単気筒
フレーム形式   アルミ製ツインチューブ
タイヤ      前:21インチ 後:19インチ


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