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中型油圧ショベルZAXIS-6シリーズ3機種を発売【日立建機】

2016年8月25日

―排出ガス規制のオフロード法2014年基準対応―

日立建機㈱(執行役社長:辻本 雄一)は、新型油圧ショベルZAXIS-6シリーズのZX240-6(標準バケット容量1.0m³、運転質量24.5t)、ZX300-6(標準バケット容量1.25m³、運転質量28.7t)、ZX330-6(標準バケット容量1.4m³、運転質量32.6t)を9月1日から発売します。

ZX240-6、ZX330-6は、従来機(ZX240-5B、ZX330-5B)の「スムーズな複合動作」、「作業量と燃費のバランスの良さ」などの優れた機能を踏襲しながら、最新の省エネ油圧システム「TRIAS(トライアス)Ⅱシステム」および新型エンジンの採用により、低燃費と高い作業性能を実現しました。
また、ZX300-6は、従来機(ZX280-5B)に対して出力を向上させた新型エンジンを採用し、大作業量を実現しました。

販売目標は、国内向けに3機種合計で年間400台を見込んでいます。

主な特長

1.環境性能のさらなる向上

    日本のオフロード法2014年排出ガス規制、欧州(Stage IV)、北米(Tier4 Final)に適合。
    PM(粒子状物質)とNOx(窒素酸化物)排出量を大幅に低減するため、大型の後処理装置と尿素SCRシステム
    を採用。

2.作業能力の維持と燃費低減を両立

    さらなる低燃費を実現するために、レバー操作量およびフロントに掛かる負荷に応じて、効率的にポンプ流量を
    制御する新型省エネ油圧システム「TRIASⅡシステム」を採用。ZX240-6、ZX330-6は、作業量は従来機
    (ZX240-5B、ZX330-5B)と同等のまま、燃費を7〜10%低減。
    従来機(ZX280-5B)のエンジン出力を向上させるとともに、「TRIASⅡシステム」を採用したZX300-6を新た
    に設定。ZX300-6は、従来機に比べ、作業量が14%向上。

3.長期間、変わらぬ性能を維持

    エンジン不調の原因となる燃料内の気泡の発生を抑えるため、メインフィルタ回路の変更と、燃料回路にエア抜
    き回路を追加。
    エンジンの信頼性向上のため、耐久性を向上させた燃料噴射装置およびピストンを採用。
    トラックリンクのねじれを防ぎ安定した走行を実現するため、ZX300-6、ZX330-6ではトラックガードを大型
    化し、ZX240-6、ZX300-6はトラックガードの数を追加。
    油漏れリスクの低減のため、油圧機器に熱への耐性が高いO-リングを採用。

4.高いメンテナンス性と安全性の向上

    上部旋回体の上部に手すりを標準装備し、メンテナンス作業時の安全性を向上。
    エンジンおよびマフラカバーの開閉方向を変更し、メンテナンス時の安全性および作業性を向上。

5.ConSite

    ZAXIS-5シリーズよりお客さまに好評のサポートプログラムである「ConSite(コンサイト)」を用意。パワー
    トレインを含む無償延長保証、無償メンテナンスが付帯。
    ご希望のお客さまには、データレポート、有償延長保証、VALUE PACK Fiveの各種有償サービスを用意してお
    り、お客さまのニーズに合わせた幅広い提案が可能。

主な仕様


注)単位は国際単位系(SI)による表示。価格は工場裸渡し、消費税別。


ZX330-6(写真はロングクローラ仕様)



ニュースリリース記載の内容は、発表日現在の情報であり、その後予告なしに変更される場合もありますので、ご了承ください。








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