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リチウムイオン電池を搭載した“無限”の電動バイクが マン島TTレースで3連覇達成【日立マクセル】
2016年6月16日
2016年6月8日に英国王室属領マン島で開催された「2016年マン島TTレースTT Zero Challengeクラス」の決勝レースにおいて、日立マクセル㈱（取締役社長：千歳 喜弘／以下、マクセル）のリチウムイオン電池を搭載した㈱M-TEC（代表取締役：橋本 朋幸／以下、“無限”）の電動バイク「神電 伍（SHINDEN GO）」が優勝を飾りました。
今回の優勝で、“無限”チームは同クラスにおいて3連覇を達成したことになります。
マクセルは2013年より“無限”のレース仕様電動バイク「神電」向けに、ラミネート形リチウムイオン電池を供給しています。
マクセル製のラミネート形リチウムイオン電池は、独自の電極積層構造を採用することで高出力放電でも安定した放電性能を発揮するとともに、オリジナルの耐熱セパレータ技術を用い、優れた安全性と信頼性を実現しています。
今回「神電 伍（SHINDEN GO）」に搭載された電池は、“無限”の要望に応えた専用仕様品として、昨年の「神電 四（SHINDEN YON）」搭載の電池から、さらに容量密度を向上させたものになります。
“無限”は「神電 伍（SHINDEN GO）」のバッテリーシステムやモーター、フレーム等において新規開発を行いました。
マクセル製電池の出力向上に合わせて同社で冷却性能を高めることで、さらなる高出力化を実現することができました。
マクセルでは、今後もラミネート形リチウムイオン電池をはじめとする各種電池に独自技術を採用し、多くの機器のコアデバイスとしてさまざまな場面での要望に応えていきます。
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