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《速報/人テク2016横浜》Capital Systems【メンター・グラフィックス・ジャパン:小間番号155】
自動車および航空宇宙システムのコストと重量を最適化するマルチディジプリン型のシステムエンジニアリングツールCapital® Systems™を発表した。コストや重量といった自動車の電気電子(EE)システム開発上重要となる懸案項目を可能な限り最適化する。他の設計アプローチとは異なり、エンジニアが自身の専門外の設計領域で使用される詳細なシンタックスを理解する必要は発生せず製品の導入と展開が非常に容易で、各分野のエンジニアは革新的なデザインの追求に専念できるようになる。
自動車や航空機などの輸送プラットフォームは、組込みソフトウェアも含めたE/Eシステムによってそのほとんどが定義されます。しかし、あるソフトウェアコンポーネントをどのリソースで実行するのが最善であるのかといった実装に関わる設計判断は、他の設計領域に与える影響を評価するのが難しいことから、最適化が困難です。例えば、1つのソフトウェアコンポーネントを移動すると、プロセッサの特性ばかりか、データバス通信やワイヤ配線にも影響を与えることがあります。今日の車両に占めるE/Eコンテンツの規模を考えると、誤った設計判断は、非常に大きな影響を及ぼしかねません。
まずは、やがてソフトウェア、ハードウェア、データ通信、または電気的インターコネクトとして実装されていく車両の機能に焦点を当て、その後、代替実装案による影響のアセスメントができれば、この問題は解決します。Capital Systemsは、機能接続の把握、プラットフォームレベルでの機能統合とそれに伴う影響の即時検討を実現し、エンジニアに最適な設計判断を導く完全な環境を提供します。
新規設計プロジェクトの大半は、実際のところ、過去の設計プロジェクトのデータをベースにしています。また、実装アーキテクチャを記述しているデータは、さまざまな専門分野内の詳細な設計プロセスに直結すべきものです。こうした点を踏まえ、Capital Systemsは広範囲に及ぶデータ接続性を実現しました。
「Capital Systemsは、メンター・グラフィックスのCapital電装設計フローおよびVolcanoネットワーク╱組込み設計フローとシームレスに統合されています。また、設計上隣接関係にあるSysMLシステムモデリングや3D機械モデリングをはじめ、他社ツールとのデータ交換もサポートしています。」メンター・グラフィックス、Integrated Electrical Systems Division、General Manager、Martin O’ Brienは、上記のように述べています。
Capital Systemsは、電子システムとワイヤ・ハーネス分野で広く採用されている高機能なCapitalツールスイートの一角を成します。世界各地の大手自動車╱航空宇宙OEMで導入の進むCapitalは、設計当初の製品定義から、電気システム設計、ハーネス製造、車両保守整備にいたるすべてを統合したプロセスを求める複雑なニーズをサポートする製品群です。
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