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《速報/人テク2016横浜》3D塗布状態検知システム【丸紅情報システムズ:小間番号109】
構造用接着剤やシーリング剤といった塗布材料の状態を定量的に検査できることで、自動車の品質向上、剛性強化、燃費向上につながります。
Predator3Dは、自動車の生産ラインの塗布工程において、各部品に塗布剤を塗布するディスペンサ装置に直接取付け、塗布と同時に塗布剤の「幅」「高さ」「断面積」「位置」を測定し、三次元計測が可能なシステムです。
近年、自動車分野を取り巻く環境は、CO₂の排出規制や燃費向上の観点から、自動車の質量軽減、とりわけ車体に要求される軽量化目標は高くなっております。材料では鋼板の高張力化や複合材の採用が顕著化し、構造用接着剤の使用量も大幅に増加しており、その塗布品質管理が課題となっております。
また、気密性・密着性を必要とするような部品組立て工程において利用されている、シーリング剤にも適用できることで、オイルの漏れや水の浸入などを防ぐことができ、リコールにつながりかねない問題を予め解決します。車体メーカーや部品メーカーとしても、トレーサビリティの確保につながり、信頼性を保つことができます。
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