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《速報/人テク2016横浜》自動車ドア計測システム「EZ Slam2」【東陽テクニカ】
自動車ドア開閉動作の解析に必要なパラメータをエネルギーに変換、各部品パラメータの影響度を瞬時に分析できるようになります。
【背景╱目的】
近年、自動車は、燃費向上のためドアについてもより軽量化が進み、また、車室内の快適性を向上させるため気密性が高まり、自動車のドアは、以前よりも閉まりにくくなる傾向にあります。自動車のドアは、ドア素材、ヒンジ、ラッチ、ストライカー、シールなど様々な部品から成り立っており、より良いドアを開発するため、様々なドア部品の開発が進んでいますが、どの部品を改善すればドア全体の改善に繋がるかは判断が難しく、ドア開発エンジニアはその見極めのために多くの時間を費やしています。
東陽テクニカは、この度、自動車ドア計測のリーディングカンパニーである米国EZ Metrology社と国内総代理店契約を締結し、自動車ドア開発エンジニアが抱える課題を解決する、ドア開閉エネルギー計測システム「EZ Slam2」の販売を開始いたします。
【ドア開閉動作の解析に必要なパラメータをエネルギーに変換、各パラメータの影響度を瞬時に解析】
自動車のドア評価では、ドアの軌道、アングル、スピード、加速度、力、車室内圧力、温度などのパラメータを計測しますが、それぞれのパラメータごとに別々の計測器が使われているのが一般的です。その場合、各々の計測器の同期が難しく、かつ計測システムのセットアップに多くの時間が費やされるなどの課題があります。また、各計測パラメータで使用する単位が異なるため、ドアの一連の動作を評価することが難しくなっています。
ドア開閉エネルギー計測システム「EZ Slam2」は、ドア評価に必要なパラメータを全て同期して計測し、かつ計測パラメータを全てエネルギー値に変換することができる世界で初めての計測システムです。ドア構成パーツごとのエネルギー分布を瞬時に解析し、自動車ドアの開発時間を飛躍的に短縮させます。
【主な特長】
・ 測定所要時間 : 〜20分(セットアップからレポート出力まで)
※従来数日間必要な試験・解析を大幅短縮
・ どんな車両にも適用可能
・ 約30分のドア主要特性を計測
例)ドアの閉まり最小速度、沈み込み量、静的エネルギー、車室内圧力
・ ドア動作のエネルギー分布(ドア開け、ドア閉め)解析
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