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自動運転の実現に向けて: 高解像度3D フラッシュライダーがコンチネンタルの製品ポートフォリオを補完【コンチネンタル・オートモーティブ】
2016年3月8日
● ASC社の技術により、高度自動運転、完全自動運転実現に向け大きく前進
本プレスリリースは、現地時間2016年3月3日に、ドイツ・リンダウ、米国・アーバンヒルズで発表した内容の参考訳です。
万が一、英文原文と意味合いが異なる部分がある場合には英文が優先されます。
オートモーティブサプライヤーであるコンチネンタルは2015年の暫定決算値の発表の場で米国・カリフォルニア州サンタバーバラに本社を持つAdvanced Scientific Concepts, Inc. (ASC)から高解像度3D フラッシュライダー事業を取得することを発表いたしました。この革新的なテクノロジーは、将来型のソリューションとして既存の運転者支援システム(ADAS)製品ポートフォリオを補完し、高度自動運転や完全自動運転の実現に必要となる周辺センサー群に組み込まれます。
高解像度3Dフラッシュライダー技術の大きな利点は、リアルタイムの画像認識と周辺環境認識を同時に実現できることにあります。より詳細に、正確に車両周囲の視界を実現し、昼夜問わず、悪天候下でも堅牢な性能を発揮します。コンチネンタルでは、環境認識の最適化や車両周囲の区分化のために、車両の周囲を検知するさまざまなセンサー類を開発しています。シャシー&セーフティー部門の先進運転者支援システム(ADAS)事業部を統括するカール・ハウプト(Karl Haupt)は次のように説明します。「自動運転レベルを安全に高めていくには、幅広い環境センサー類が必要です。コンチネンタルは、これまでにレーダー類、カメラ、そしてデータ融合の分野で能力を発揮してまいりました。自動運転の開発において、業界リーダーの地位を高めるためには、高解像度3Dフラッシュライダーを製品群に加えることが非常に重要だと考えています。」
事業統合にあたり、大半がエンジニアであるASCの従業員はコンチネンタルのシャシー&セーフティー部門ADAS事業部に加わり、カリフォルニア州サンタバーバラにビジネスセグメントの本部を構えることになります。新製品群の責任者はアーナード・ラガンドレ(Arnaud Lagandré)です。長期的に本技術エリアで100名超のエンジニア組織へと成長する見込みです。買収価格については非公表です。
コンチネンタルの取締役会メンバーでシャシー&セーフティー部門プレジデントを務めるフランク・ヨーダン(Frank Jourdan)は次のように述べています。「コンチネンタルでは、より安全で、より効率的な、そしてより快適なモビリティへとつながる、自動運転といった次世代技術に継続的に投資しています。コンチネンタルの戦略は、将来技術を現実のものにすることに注力することです。自動運転は将来のモビリティの主要な要素であることは明らかであり、ADAS製品ポートフォリオの拡充はその基礎なのです。」
2012年12月、コンチネンタルはサプライヤーとして初めて、アメリカ・ネバダ州DMV(自動車登録免許管理局)から承認を受け、公道での自動運転カーの試運転ライセンスを取得しました。車両性能をモニタリングするテストエンジニア同乗の下、72,000マイル(約115,880キロメートル)以上を高度自動運転モードで走行しました。アメリカ、ドイツに続き、コンチネンタルでは日本でも自動運転実現に向けた取り組みを開始しています。
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