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無人ダンプトラック150台の導入に向けた覚書を締結【コマツ/リオティント】

2011年11月02日

11月1日、コマツ(社長:野路國夫)とリオティント社(最高経営責任者:トム・アルバニーズ)は、オーストラリア北西部のピルバラ地区にある複数の鉄鉱山において2015年までに150台以上の無人ダンプトラックの運行を目指すことで同意し覚書を締結しました。トラックの導入は2012年より順次開始します。
コマツが世界で初めて実用化した無人ダンプトラック運行システム(AHS)は、リオティント社が保有するピルバラ地区のウエストアンジェラス鉄鉱山において、2008年より稼働し、特に鉱山の安全性、生産性の向上に貢献しています。
今回の覚書は、コマツ社長 野路國夫とリオティント社の最高経営責任者 トム・アルバニーズ氏の間で東京にて締結されました。締結の場にはリオティント鉄鉱石ピルバラ地域操業責任者グレッグ・リリーマン氏をはじめ両社の関係者が参加しました。

コマツ社長 野路國夫のコメント

コマツはオーストラリア北西部のピルバラ地区におけるAHS導入拡大に関して本覚書をリオティント社と締結出来ることを大変嬉しく思います。コマツとリオティント社は長年に亘りグローバルパートナーとして強固なアライアンス関係を築いてきました。コマツは最先端AHS技術の活用により安全性と鉱山オペレーションを改善していくことで、リオティント社が目指す「マイン・オブ・ザ・フューチャー」(「未来の鉱山」)構想を支援していきます。

リオティント社の最高経営責任者 トム・アルバニーズ氏のコメント

本日の発表により、コマツとの長期的パートナーシップ・アライアンスを更に強化することとなりました。コマツはリオティントにとって20年来のパートナーであり、リオティントの鉱山ではコマツの先端的なトラック技術を活用してきました。
AHSはリオティント社が目指す「マイン・オブ・ザ・フューチャー」構想にとって重要な要素です。この新しいトラック150台の導入は、14箇所の鉱山・三つの積出港・二つの鉄道からなる物流網を統合・管理する革新的な「遠隔オペレーションセンター」運用の一環となります。これらの技術は、大規模鉱山の操業方法に大幅な変革をもたらしており、ハイテク部門に魅力的な雇用機会を創出すると共に、リオティントが安全性・環境性を改善し更にCO2排出量の軽減を達成する一助となっています。

覚書締結の様子

*写真左から  コマツ社長 野路國夫、リオティント社の最高経営責任者 トム・アルバニーズ氏

ウエストアンジェラス鉄鉱山で稼働中のAHS


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