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新型「キックス」をブラジル レゼンデ工場で生産【日産自動車】
2016年1月4日
本件は、ブラジル現地時間1月4日15時30分(日本時間5日2時30分)に発表したプレスリリースを抄訳したものです。
日産自動車㈱(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は4日、ブラジル・リオデジャネイロにおいて、2016年に中南米市場で発売する新型クロスオーバー「キックス」を同国のレゼンデ工場で生産すると発表しました。
日産は、2014年に稼働を開始し、ブラジル市場で主力モデルの「マーチ」や「ヴァーサ」を生産するレゼンデ工場に、今回新たに7億5千万レアル(※約228億円)を投資し、ブラジル国内に600人を新規雇用する予定です。また、新型「キックス」の生産開始に伴い、レゼンデ工場は2直体制となる予定です。
社長のゴーンは、「2003年に日産初となるクロスオーバーモデル『ムラーノ』を発売して以来、当社は世界のクロスオーバー市場でリーダーシップを取ってきました。その後に続くクロスオーバーの『ジューク』や『キャシュカイ』、『エクストレイル』の市場での成功は、先進的でユニークなデザインに加え、日産が持つ先進技術を搭載したことが要因です。今回の『キックス』の投入により、日産の強みであるクロスオーバーラインアップを、より多くの市場に浸透させることが可能となります」と述べました。
また、日産の中南米地域を統括する専務執行役員のホセ・ルイス・バルスは、次のように語りました。「コンパクトクロスオーバーは、中南米地域の人々にとって非常に魅力的なラインアップです。新型『キックス』は、お客さまの期待値を大きく上回るデザインと走行性能を実現しており、この地域のお客さまに必ずやご満足いただけることでしょう。」
日産は、2012年のサンパウロモーターショーで発表した「エクストレム」コンセプト、続く2014年に発表した「キックス」コンセプトの開発で培った知見やお客さまからのフィードバックをベースに、各市場の文化や生活スタイルのニーズを採り入れ、新型モデルの開発に活かしてきました。
新型「キックス」は、中南米市場における2016年の発売を皮切りに、グローバルでの投入を検討しています。
※為替は便宜上、直近の為替レート1ブラジルレアル=30.42円としました。
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