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「千住水素ステーション」の営業開始について【東京ガス】

2016年1月12日

「千住水素ステーション」の営業開始について
~当社として初めて実証・研究開発用から一般商用の水素ステーションへ転用~


東京ガス㈱(社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)は、本日、これまで実証・研究開発事業として建設・運転を行ってきた「千住水素ステーション」(東京都荒川区、以下「本ステーション」)を一般商用の水素ステーションとして、営業開始しました。実証・研究開発事業として運転していた水素ステーションを一般商用の水素ステーションに転用したのは、当社として初めてとなります。また、本ステーションの営業開始により、東京ガスが一般商用として運営する水素ステーションは、練馬水素ステーションに続き、2箇所となります。

東京ガスは、2003年5月から2015年8月まで実証・研究開発事業として本ステーションの運転を行ってきましたが、燃料電池自動車の更なる普及促進を図るべく、一般商用の水素ステーションに転用しました。本ステーションの商用転用にあたっては、経済産業省の「水素供給設備整備事業費補助金」の交付を受けて、2015年9月より一部既存設備の改造工事に着手しておりました。

本ステーションは、現地で都市ガスから製造した水素を燃料電池自動車に充填する「オンサイト方式」の水素ステーションであり、製造した水素をステーション内にて燃料電池自動車へ充填するだけでなく、水素製造装置を持たない「オフサイト方式」の水素ステーションへも出荷することが可能です。

東京ガスは、これまで培ってきた水素ステーションの建設・運転に関する知見を活かし、今後も燃料電池自動車の普及に向けた水素供給の基盤確立に貢献するとともに、将来の水素利用拡大に向けた準備を行ってまいります。

* : 実証事業(2002~2008年度:経済産業省補助事業、2009~13年度:NEDO事業)
    研究開発事業(2013~15年度:NEDO事業)

千住水素ステーションの仕様概要

千住水素ステーションの外観



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