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FINE/Open with OpenLabs v5.1およびAutoMesh(HEXPRESS, HEXPRESS/Hybrid)v5.1リリースのお知らせ【NUMECAジャパン】

2015年12月7日

12月4日、FINE/Open with OpenLabs v5.1およびAutoMesh(HEXPRESS 及びHEXPRESS/Hybrid)v5.1の国内出荷を開始いたしました。

主な新機能および機能改善の概要

■ パッケージ全製品
Windows 32bit版のモジュール配布がなくなりました。
 (現在32 bit版をお使いの方は、64bit版への移行をご検討ください。どうしても32 bit版で継続されたい方は、個
 別にサポートにお問い合わせください)
ライセンスファイル(FlexLMセキュリティーキー)がv15にアップグレードしました。
Parasolid v27.1、CATIA V5R25へ対応しました。

■ AutoMesh(HEXPRESS)
RotorStatorインターフェースの機能改良 : 凹凸状の周期境界面がある場合もRotorStatorインターフェースの設定
 計算が可能
トリミング非利用面へのバッファーセル挿入の回避 : 領域の入口出口などトリミングに利用しない面へのバッ
 ファーセルの挿入を回避(境界面直近のセル品質改良)

■ AutoMesh(HEXPRESS/Hybrid)
節点連続なマルチブロックメッシュの出力改善 : THINWALLキーワードによる節点連続なマルチブロックメッシュ
 が、FLUENT、OpenFOAM、STARCCM+、Nastanのフォーマットへの出力に対応
境界層生成インフレーション機能の改良 : 境界層生成を指定された各面の各セルごとにインフレーションの適用可
 否を計算。より高品質な境界層を生成
INSERTVLキーワード追加 : 第1層と成長比を守るように層数を自動調整
datamapperによるメッシュ画像の自動生成 : HexpressViewで保存したカメラポジションに合わせて、メッシュ
 画像を生成(大規模メッシュの可視化が容易に)
テトラセルの品質改良 : OPTIMIZETETRAS キーワード。テトラセルのskewness改良。狭窄領域や多数の境界層
 がある場合など十分な空間が少ない場合、改善が望めないケースがある。
datamapperでのINFALTEINSERTVLキーワードのサポート : データマッパーでの境界層生成改良

■ FINE/Open with OpenLabs(ソルバー)
1プロセスあたりマルチドメインの許可 : パラレル計算時のロードバランシング改良
 〔従来〕ブロックの数=パラレル数、1ドメインの中でパラレル化
 〔改良〕1パラレルに複数ドメインが可能、3ブロックで2パラレル計算可能
CPUBoosterの改善 : マルチグリッド時のCPUBoosterのON/OFFあるいはCFL変更、FMG中の発散の回避など
リアルガスでのMerkleプレコンディショニングの利用
リスタート機能の改善 : 指定のタイムステップあるいは指定の最適化ステップから再スタート/履歴を含む全ての
 ファイルを引き継ぎリスタート可能/スマートリスタート機能ON iSmartRestart_ = 1(履歴等の出力と結果出力の
 タイミングが違うので、従来は想定外のストップ時には引継ぎができなかった)
初期化機能の改良:違う流体モデル(非圧縮流体、完全ガス、凝縮性ガス等)の計算結果を初期値として利用可能
ANSYS出力のためのPythonコマンド追加
mfファイルの新フォーマット : FINE/Turboと同じフォーマットでの出力(out_mfFileVersion_ = 1)
非定常解析時の出力周波数の制御(エキスパートパラメータ追加)
壁距離計算の改良
 〔デフォルト〕セルセンターと境界面セルセンターの距離
 〔改良(dtw_Method_=2)〕セルセンターを境界面セルに直交投影し距離算出
 (より正確な距離)
アカデミックライセンスへの注意書き : V5以降、アカデミックライセンスのユーザーは第1回目の起動時に、注意
 書きが表示される。Accept後は、GUIの右上にアカデミックライセンスであることが表示される
中心マトリックススキームの追加 : 標準的な中心差分スキームの改良。より消散が少ない(プレコンディショニン
 グを利用しない圧縮性ケースのみ利用可能)。
スカラー方程式へのCPUBooster適用 : 複数種、受動追跡、OpenLabsで作成された全てのPDE
燃焼テーブル作成のためのGUI : 簡易エディタとテーブルの自動生成
Agglomeration機能の改良 : パラレル時のマルチグリッド各レベルのメッシュを生成するagglomeration(メッ
 シュ凝集機能)の改良
その他


その他の機能改善およびサポートプラットフォームに関しては、下記ページをご参照ください。

◎ FINE/Open with OpenLabs v5.1 国内リリース!
[URL] http://www.numeca-jp.com/news/release151204.html

モジュールの入手について

ごユーザーの方は、ユーザーサポートセンターから最新モジュールをダウンロードの上、インストールをお願いいたします。リリースノートの日本語版もこちらに置いてあります。

◎ユーザーサポートセンターURL :
[URL] http://www.numeca-jp.com/usc/
[ダウンロード]⇒[ソフトウェアおよびドキュメンテーション] ⇒
[FINE_Open, HEXPRESS, HEXPRESS_Hybrid]⇒[5.1]とたどってください。

アカウントをお持ちでない場合は登録をお願いします(ごユーザー様のみ)。

ごユーザー様以外で本製品をお試しになりたい方は info-jp@numeca.com までご連絡ください。

または下記フォームをご利用ください。
[URL] http://www.numeca-jp.com/contact/general/

ライセンスに関するご注意

本バージョンの稼動には、ID 15.0以上のライセンスファイルが必要です。
今年に入ってからライセンスをお送りしているお客様は、これに対応しているはずですが、それ以前にお送りしたライセンスは新バージョンは動作しません。

お手数ですが、お手許のライセンスをご確認いただき、必要な場合はサポート(support-jp@numeca.com)までご連絡ください。折り返し新ライセンスをお送りいたします。

なお、ライセンスの発行には3~4日を要する場合がございますので、あらかじめご了承ください。








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