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パナソニック㈱の鉛蓄電池事業譲受に関する基本合意書締結のお知らせ【GSユアサ】

2015年10月29日

㈱ジーエス・ユアサコーポレーションの子会社である㈱GSユアサ(本社:京都市南区、社長:村尾修。以下、GSユアサ)は、パナソニック㈱(本社:大阪府門真市、社長:津賀一宏。以下、パナソニック)との間で、パナソニックの保有する鉛蓄電池事業の譲受について基本合意しました。この譲受は、同社子会社の株式の譲受等により行われる予定ですが、今後、最終契約の合意に向けてパナソニックと協議を継続してまいります。

本件は、「既存事業の収益拡大を図り、新規事業を育成する」という当社の成長シナリオを実行する重要な施策の1つです。GSユアサとパナソニックの鉛蓄電池事業がそれぞれ培ってきた技術開発力・生産技術力・品質管理力を融合し、生産技術のグローバル水平展開による生産の合理化促進や、製品開発要求の多様化に対応する開発スピードの向上といった事業構造の変革を行います。そして、鉛蓄電池事業におけるグローバルシェアの拡大を目指します。

国内における自動車用鉛蓄電池市場は大幅な拡大が望めない環境の中、エコカー向けのVRLA電池※1やISS車用電池※2といった高付加価値製品の需要が増加していきます。また、堅調な成長を続けるアジア市場や需要の急拡大が見込まれる新興国にも、今後エコカー向けの電池が展開されると予測されます。
GSユアサグループは、これらの新しい技術や需要に対応するため、パナソニックの鉛蓄電池事業が培ってきた高い技術開発力と生産技術力、優れた品質管理力を、GSユアサがもつグローバルなフィールドへ展開することで、着実に成長シナリオを実行してまいります。

※1 VRLA電池(制御弁式鉛蓄電池)とは、液の減らない特殊構造により、バッテリー液の補充が不要なメンテナンスフリー構造の鉛蓄電池のことで、ハイブリッド車向けの補機用電池としても使用されています。
※2 ISS車用電池とは、アイドリングストップ車向けの鉛蓄電池のことで、アイドリングストップ車の過酷な使用特性にも耐えうる、耐久性と充電回復性能に優れた高性能な鉛蓄電池です。

【1. 事業譲受の目的】
(1)「既存事業の収益拡大を図り、新規事業を育成する」という成長シナリオの実行
(2)技術開発力・生産技術力・品質管理力の融合による事業構造の変革
(3)鉛蓄電池事業におけるグローバルシェアの拡大

【2. 基本合意の概要】
(1)基本合意書締結日 : 2015年10月29日
(2)契約当事者 :(売主)パナソニック㈱、(買主)㈱GSユアサ
(3)譲受対象 :パナソニック㈱の保有する鉛蓄電池事業
       ①パナソニックストレージバッテリー㈱の株式
       ②パナソニックストレージバッテリー瀋陽有限会社の出資持分
       ③パナソニック・ミンダストレージバッテリーインド㈱の株式
       ④パナソニックエナジータイ㈱の鉛蓄電池事業

【3. パナソニックの鉛蓄電池事業の概要】

【4. 今後のスケジュール】
株式譲渡契約等締結予定日 : 2016年1月(予定)
クロージング予定日 : 2016年度第1 四半期内


本発表資料は、上記事実の発表を目的として作成されたものであり、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。








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