「第42回国際福祉機器展 H.C.R.2015」Honda出展概要について【本田技研工業】

2015年10月1日

Hondaは、10月7日（水）から10月9日（金）まで東京ビッグサイトで開催される「第42回国際福祉機器展 H.C.R.2015」（主催:全国社会福祉協議会、保健福祉広報協会）に、「Fun for Everyone. Honda〜移動の喜びを一人ひとりに〜」をテーマとして出展します。2015年7月に発売した新型「STEP WGN（ステップワゴン）」の車いす仕様車をはじめとする豊富な福祉車両のラインアップやさまざまな福祉機器などを、出展社中最大規模の展示スペースで、見て、触れて、体感していただけます。また、10月8日（木）には、Hondaがスポンサー活動を行っているプロ車いすテニスプレイヤーの国枝慎吾選手をHondaブースに招いてトークショーを開催する予定です^※1。

新型ステップワゴンには、助手席リフトアップシート車、サイドリフトアップシート車に加え、新たに車いす仕様車を設定。2列目と3列目に車いすの方が2名乗車できるタイプなど、室内空間の広さを活かした3タイプ^※2を用意しています。車いす仕様車においても、3列目シートを左右独立して床下格納できる「マジックシート」により、すべての席で外の景色が楽しめる全席快適空間としました。ブースには、車いす仕様車の2列目&3列目乗車タイプと3列目乗車タイプの2タイプ、そしてサイドリフトアップシート車を展示します。
また、両上肢での運転操作が困難な方が両足だけで運転操作できる足動運転補助装置「Honda・フランツシステム」や、身体の状態に合わせて選択できる運転補助装置「Honda・テックマチックシステム」^※3により、さまざまなパーソナリティーのお客様に移動の喜びを提案します。
さらに、加齢などにより脚力が低下した方の歩行をサポートするための「Honda歩行アシスト」を出展するほか、下肢に障がいを持つ方が実際の運転操作に近い環境で訓練を受けることを目的とした、手動運転補助装置を装着した簡易型四輪ドライビングシミュレーター「Hondaセーフティナビ」などを展示します。

Hondaはより多くの方に移動の喜びを提案したいという想いのもと、全国の四輪車販売会社であるHonda Carsで、車いす駐車場の整備や店舗のバリアフリー化を行っています。さらに、福祉車両の常備や介助士資格を取得したスタッフが在籍する「オレンジディーラー」^※4を展開しており、車いすの方に安心してご来店いただけるお店作りを行っています。現在、オレンジディーラーは全国で309店舗^※5あり、今後もさらなる拡大を目指していきます。

※1 開催日時： 2015年10月8日（木）第1回11時、第2回14時開始を予定。開始時間は変更となる場合があります
※2 2列目に車いすの方が乗車できるタイプ、3列目に車いすの方が乗車できるタイプ、および2列目と3列目に車いすの方が2
名乗車できるタイプを設定
※3 Honda・テックマチックシステムのタイプ
「Aタイプ」片手でハンドル操作できる<ハンドル旋回ノブ>
「Bタイプ」左足で操作できる<左足用アクセルペダル>
「Dタイプ」アクセル・ブレーキ操作が困難な方が両上肢だけで運転操作できる<手動運転補助装置>
「Lタイプ」ウインカーレバーを左手で操作できる<左手用ウインカーレバー>
※4 オレンジディーラーは、マスター店・ベスト店にわかれており、満たすべき要件はそれぞれ下記のとおり
マスター店：助手席回転シート車・助手席リフトアップシート車・サイドリフトアップシート車・車いす仕様車の4タイプの福祉
車両を常備、店舗のバリアフリー化、車いす駐車場・バリアフリートイレを整備、介助士資格取得者が2名以上
在籍
ベスト店： 1台以上の福祉車両を常備、店舗のバリアフリー化、車いす駐車場・バリアフリートイレを整備、介助士資格取
得者が1名以上在籍
※5 2015年9月現在

■ 出展機器一覧
福祉車両／運転補助装置