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RX-8の生産を来夏に終了、ロータリーエンジンの研究・開発は継続【マツダ】

2011年10月7日

「マツダ RX-8 SPIRIT R」を来月発売
-RX-8の生産を来夏に終了、ロータリーエンジンの研究・開発は継続-

マツダ株式会社(以下、マツダ)は、ロータリーエンジンを搭載した4ドア・4シーターのスポーツカー『マツダ RX-8』に特別仕様車「SPIRIT R(スピリットアール)」を設定し、全国のマツダ系、マツダアンフィニ系販売店を通じて11月24日に発売します。『RX-8』の生産は2012年6月で終了するため、「SPIRIT R」は最後の特別仕様車となり、販売計画台数は1,000台を予定しています。

「RX-8 SPIRIT R」は、「RX-8 Type RS」(6MT車)および「RX-8 Type E」(6EC-AT車)をベースとして、専用シートや専用塗装アルミホイールなどを設定し、「マツダ RX-7」の最後の限定車にも採用された「SPIRIT R」の名称に相応しいデザインを演出しています。さらに、ベース車ではメーカーオプションであったSRSエアバッグシステム(カーテン&フロントサイド)を標準装備としています。なお、「RX-8 SPIRIT R」発売後のラインアップは同車と「Type G」(6EC-AT車)のみとなります。

山内 孝(やまのうち たかし)代表取締役会長 社長兼CEOは、「ロータリーエンジンを搭載した『マツダ 787B』がルマン24時間レースで優勝して20周年となる今年、ルマン・サルトサーキットや国内各地で『787B』のデモンストレーション走行や車両展示を実施しました。優勝した当時を知る方からそのお子さままで、多くの方々が『787B』のロータリーサウンドに耳を傾け、雄姿に見入ってくださいました。ロータリーエンジンが多くの方々に愛されている事を強く実感しています。『RX-8』の生産は終了しますが、ロータリーエンジンがマツダの魂のひとつであることに変わりはありません。マツダは今後もロータリーエンジンの研究・開発を継続していきます」と語っています。

特別仕様車「SPIRIT R」の概要は以下のとおり

ベース車
「RX-8 Type RS」(6MT車)および「RX-8 Type E」(6EC-AT車)

特別装備
SPIRIT R(6MT車 6EC-AT車) 共通装備
SPIRIT R専用オーナメント
フロントヘッドランプ&フロントフォグランプ&リアコンビランプ(ブラックベゼル)
フロント/リア ブレーキキャリパー(レッド塗装)
センタートンネルトリム(ピアノブラック)
SRSエアバッグシステム(カーテン&フロントサイド)

SPIRIT R(6MT車)専用装備
SPIRIT R専用 RECARO社製バケットシート
225/40R19 89Wタイヤ&19インチアルミホイール(ブロンズ塗装)

SPIRIT R(6EC-AT車)専用装備
シート材質本革(ブラック+赤ステッチ)
ステアリング本革巻(ブラック+赤ステッチ)
パーキングブレーキレバー本革巻(赤ステッチ)
センターコンソールボックスアームレスト付(前席)&リアコンソールボックス(リッド付)合成皮革(赤ステッチ)
スポーツサスペンション、大径ブレーキ
225/45R18 91Wタイヤ&18インチアルミホイール(ガンメタ塗装)

ボディカラー
アルミニウムメタリック
スパークリングブラックマイカ
クリスタルホワイトパールマイカ

「マツダ RX-8」特別仕様車の車両本体価格は以下のとおり

【ご参考】マツダにおけるロータリーエンジンの主な歴史は以下のとおり


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