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自動車診断用コネクタOBDIIからの車載CANデータをUSB経由で取得できるパッケージ「カートモ UP USB」販売開始【ZMP】
2015年8月4日
自動車診断用コネクタOBDIIからの車載CAN データを
USB経由で取得できるパッケージ「カートモ UP USB」販売開始
-実車走行実験時の各種車載CANデータの手軽な計測に-
㈱ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は本日、自動車診断用コネクタOBDIIからの車載CANデータをUSB 経由で取得・モニター・保存できるパッケージ製品「カートモ® UP USB」の販売を開始致しました。
本製品は、ハードウェアとして、自動車診断用コネクタOBDIIを利用し、車載CANデータを取得することができるインタフェースモジュール(外部からの同期信号の入力や、他機器への電源供給も可能)と、OBDII/D-SUB変換ケーブル、およびUSBケーブルが含まれます。別チャンネルのCANデータの同時取得を行うための分岐ケーブルはオプションとなります。また、ソフトウェアとして、CANの通信設定とデータの確認が可能なコンフィギュレーションツールと、CANデータから特定のIDを取り出し物理値などに変換するデータベース作成機能とモニター機能とを統合したViewerアプリケーションが含まれます。保存したログデータを再生するためのPlayerアプリケーションはオプションとなります。
自動車や車載機器の研究開発において、車両データや外部のセンサなど異なるチャンネルのCANデータの同期取得を実現し、多くのデータを取り扱う複雑な実車試験の簡素化にご活用頂けます。
本体価格は85,000円(税別)、オプションの分岐ケーブルは5,000円(税別)で、本日より受注を開始致します。
カートモUP USB
http://www.zmp.co.jp/products/obd2
【特徴】
・ 小型CAN-USBインタフェースモジュールにより自動車
診断用コネクタOBDIIから車載CANデータの取得が
可能(図1)
・ 分岐ケーブル(オプション)の利用により計2チャンネ
ルのCANデータの取得が可能(図2)
・ USBバスパワー駆動
・ 電源出力により他の機器に電源供給可能
・ デジタル入力(1チャンネル)により同期信号が入力可
能
・ 終端抵抗を内蔵(背面スイッチで設定)
・ CAN通信設定・モニタリングツール付属(Windows)
・ CANデータを抽出し物理値などに変換するデータ
ベース作成ツール付属(Windows)
・ データベースで変換したデータを活用するAPIを用意
・ ログデータ再生ツール(Windows、オプション)で保
存したデータの再生が可能
【価格】
カートモ UP USB 85,000円(税別)
<構成>
・ CAN-USB 変換インタフェース(ZMP CAN USB-Z)×1
・ OBDIIケーブル(OBDIIオス ⇔ D-SUB 9pinメス )×1
・ USB(マイクロ Bオス ⇔ Aオス )ケーブル ×1
・ CAN通信設定用アプリケーションCD-ROM×1
– コンフィギュレーションツール
– マニュアル
・ データ記録・モニター用アプリケーションCD-ROM×1
– データベース作成アプリケーション
– Viewerアプリケーション
– マニュアル
分岐ケーブル(オプション) 5,000円(税別)
・ D-SUB 9pinオス/ D-SUB 9pinオス ⇔ D-SUB 9pinメス
【本件に関するお問合せ】
㈱ ZMPZ 営業部 TEL : 03-5802-6901 / FAX : 03-5802-6908 E-Mail : info@zmp.co.jp
【㈱ZMP】
http://www.zmp.co.jp/
本社 : 東京都文京区
代表取締役社長:谷口 恒
「Robot of Everything あらゆるものにロボット技術を応用し、安全で、楽しく便利なライフスタイルを創造する」というミッションのもと、①ADAS(先進運転支援)、自動運転技術開発用プラットフォームRoboCar®シリーズ及びセンサ・システムの開発・販売、②移動体メーカ(自動車、商用車、建設機械、農業機械、物流搬送機器、屋外作業機械等)向け自動運転等の開発支援、実験代行RoboTest®、③物流支援ロボットCarriRo®の開発・販売を行っています。2015年5月にはDeNAと人に移動革命を起こす「ロボットタクシー㈱」を設立するなど、ZMPは圧倒的なビジョンとテクノロジーで世の中に感動を与える製品やサービスを提供してまいります。
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