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WaveSurfer3000シリーズ・オシロスコープのトリガ/デコード・ソリューションにCAN FDとFlexRayの追加を発表【テレダイン・レクロイ・ジャパン】

2015年7月29日


テレダイン・レクロイ・ジャパン㈱(東京都府中市、代表取締役社長:原 直)は、本日WaveSurfer3000 シリーズ・オシロスコープ上で動作するシリアル・バスのトリガ/デコード機能に対応するプロトコルとして、CAN FDおよびFlexRayを追加しました。WaveSurfer3000用のCAN FDおよびFlexRayトリガ/デコード・オプションは、CAN FDまたはFlexRay規格のシリアル・バスを用いた車載システムを設計/デバッグするのに必要な全てのツールを提供します。CAN FDおよびFlexRayトリガ/デコード・オプションは、物理層信号波形と相関のあるプロトコル情報を同一画面に表示し、エンジニアにCAN FDまたはFlexRayのシステムの深い理解を促します。CAN FDおよびFlexRayトリガ/デコード・オプションは、フレームIDや特定のデータ・パケット、リモート・フレームやエラー・フレームでトリガをかけることができ、特定のイベントを捉えることができます。また、プロトコル情報は、カラーコード化されて表示されるために、フレームID、ステータス・ビット、メッセージ・データなどCAN FDまたはFlexRayのフレームの構造が一目で分かります。


【CAN Flexible Data (FD) Rateとは?】
CAN FDは、従来からある周知の規格CANの次世代規格です、CANが送信データのバンド幅が上限に達したので、CAN FDでは、より高速に、より長いペイロードでデータを送ることができます。CAN FDでは、従来のCANの上限1Mb/sを超え、最高10Mb/sで送信できます。また従来のCANではフレーム毎に8byteしかペイロードを持つことができませんでしたが、CAN FDでは、64Byteまでペイロードを持つことができます。


【FlexRayとは?】
FlexRayは、2006年から使われ始めた車載の通信規格です。FlexRayは最高10Mb/sの転送速度をサポートし、スタティックとダイナミック・トランスミッション、同期および非同期メッセージ・プロトコルをサポートし、タイム・トリガ・アーキテクチャを採用しています。さらに、FlexRayでは、データ転送に2つの独立したチャンネルを持つことができ、冗長性を持たせてフォールトレラントにすることができます。


【オーダー・インフォメーション】


【Teledyne LeCroy Inc.について】
Teledyne LeCroy Inc. は最先端の高度な測定・解析が行える計測機器を製造、販売しています。Teledyne LeCroy Inc.が提供する高性能のデジタル・オシロスコープおよびシリアル・データ・アナライザ、プロトコル・アナライザは多くの分野の電子設計技術者に幅広く利用されています。Teledyne LeCroy Inc.はニューヨーク州チェストナットリッジに本社を置いています。詳細については、ウェブサイト(http://teledynelecroy.com)をご参照ください。
なお、製品の仕様や発表内容は、予告なく変更されることがあります。


【この発表に関する問い合わせ先】
テレダイン・レクロイ・ジャパン㈱
〒183-0006 東京都府中市緑町3-11-5
マーケティング・センター
Tel : 042-402-9400(代表) Fax : 042-402-9586
Email : contact.jp@teledynelecroy.com
http:// teledynelecroy.com/japan/








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