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3Dプリンター用フィラメント「FABRIAL™(ファブリアル) Rシリーズ」を発表【JSR】

2015年7月15日

JSR、3Dプリンター用フィラメント「FABRIAL™(ファブリアル) Rシリーズ」を発表
~やわらかく、しなやかなフィラメントが3Dプリントの可能性を拡げます~


JSR㈱(社長:小柴満信)は、3Dプリンター用フィラメント「FABRIAL™(ファブリアル)」ブランドの第2弾として、医療分野でも実績のある素材をベースにした、しなやかなRシリーズを、米国マサチューセッツ州で開催される第11回 ファブラボ国際会議・国際シンポジウム(The 11th FAB LAB Conference & Symposium (FAB 11)で紹介します。



3Dプリンター用のフィラメントは硬質の材料が多く、用途とデザインの多様性を広げるために、軟質フィラメントが求められていました。FABRIAL™Rシリーズは、やわらかくしなやかで、触ると肌に馴染む肌触りの良さを備えています。医療分野も含めた様々な産業での利用実績がある、皮膚刺激性テスト(ISO 10993-10準拠)による安全性確認済の材料をベースとして、熱熔融積層方式の3Dプリンター用に、造形時に発生する臭気や熱収縮による造形物の型崩れを軽減するなどの改善を行いました。

フィラメントとは、3Dプリンターの方式の中で熱熔融積層方式に使用する樹脂材料で、3Dプリントの可能性を左右するものとして注目されています。3次元造形の方式として、熱熔融積層、光造形、粉末固着、粉末焼結、インクジェット、さらには切削加工などがある中で、熱熔融積層方式の3Dプリンターは工業用途から個人用途まで幅広く展開されています。当社は、2015年1月にFABRIAL™ブランドの第1弾として、靱性を高く設計したフィラメント材料FABRIAL™ Pシリーズを発表しました。今後も、ユーザーの目線に立って、3Dプリントの可能性を広げる特徴的な材料を開発していきます。








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