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CHAdeMO仕様EV急速充電器用コネクタ付きケーブルの実用性評価について【住友電気工業】
2011年9月29日
当社が開発・製品化を進めてきたCHAdeMO仕様EV急速充電器用コネクタ付きケーブルは、東京電力㈱事業所内のCHAdeMO仕様急速充電器に設置され、フィールドでの実用性評価が行われています。
温暖化ガスを削減し、エネルギー供給の安定化にも寄与するとして電気自動車(EV)が注目される中、急速充電器の導入が各地で進められています。「CHAdeMO」は、その急速充電規格の一つで、東京電力㈱、自動車・充電器メーカー、行政等が加入するCHAdeMO協議会が標準化を進めている方式です。
フィールド試験中のEV急速充電器用コネクタ付きケーブルは、CHAdeMO仕様に適合したもので、コネクタ本体には軽量アルミ合金を、ケーブルには曲げやすいゴム被覆タイプを採用することにより、優れた操作性を実現しています。加えて、先進性の高い電気自動車にマッチするよう、デザイン性にも配慮した設計となっています。
急速充電では、一般の家電製品と比べて大きな電気エネルギーを伝送する機器を操作するため、高い安全性を求められます。また当該急速充電器は、一般の方も広く使用されることから、今回のフィールド試験までに数々の確認・評価を行い、安全性に関する検討結果を製品に反映してきました。今後、本フィールド試験も踏まえ、早期製品化を進めていきます。
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