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レーシングカーに炭素繊維が採用されました【帝人】
2015年6月22日
世界屈指の電気自動車レースに向けて
レーシングカーに炭素繊維が採用されました
帝人㈱は、電気自動車普及協会(APEV)とタジマモーターコーポレーションのジョイントプロジェクトである「TEAM APEV with MONSTER SPORT」に、このたび東邦テナックス製の炭素繊維プリプレグを提供しました。このプリプレグは、タジマモーターコーポレーションにより製造された新型レース車両「2015 Tajima Rimac E-Runner Concept_One」に採用され、同車両は2015年6月22~28日に米国コロラド州で開催される「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」に参戦します。
1916年から開催されている「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」は、ロッキー山脈の雄大な大自然を舞台に標高差1439mを駆け上がる自動車レースで、米国ではインディ500に次いで歴史があります。その歴史あるレースに参戦する車両を製造したタジマモーターコーポレーションは、競技用自動車の企画・設計・製造を手掛けるモータースポーツ界の最大手の1つで、当社は炭素繊維プリプレグを提供することにより、安全性や設計の自由度向上、車体の軽量化に貢献しています。
当社は、航続距離の延長が喫緊の課題となっている環境対応型自動車に向けて、その車体の軽量化を実現する自動車向けCFRPの採用・普及を強力に推進しています。今後はさらに総力を挙げてCFRP事業の展開を加速するとともに、CFRPコンポジット事業の技術基盤を確立し、リーディングカンパニーの地位を確立していきます。
■ 当件に関するお問い合わせ先
帝人㈱ コーポレートコミュニケーション部 03-3506-4055
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