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3Dプリンターによる「コペン」のDRESSパーツを共同開発【ダイハツ工業/ストラタシス・ジャパン】

2015年6月18日

㈱ストラタシス・ジャパン(本社:東京都中央区、代表取締役社長:片山 浩晶、 以下ストラタシス)とダイハツ工業㈱(本社:大阪府池田市、代表取締役社長:三井 正則、以下ダイハツ)は、ダイハツが発売している軽オープンスポーツカー「コペン」のDRESS-FORMATIONの拡がりを模索する中で、3DプリンターによるコペンのDRESSパーツを共同開発し、市販化に向けた検討を開始した。

今回、デザイン開発したDRESSパーツは、3Dプリンターメーカーの「ストラタシス」と、自動車メーカーの「ダイハツ」に加え、有限会社 znug design(ツナグ デザイン)の「根津 孝太」氏、アーティストであり3Dクリエイターの「SUN JUNJIE(そん じゅんじぇ)」氏による共同開発。コペンのDRESS-FORMATIONの考え方をさらに広げる、自分らしいクルマの表現方法の一つとして、バンパーやエンブレム周りを加飾するためのDRESSパーツ「Effect Skin」を開発した。
Effect Skinは、アルゴリズムを利用して、お客様自身が世界に一つのDRESSパーツをデザインし、その3次元データをもとに、3Dプリンターで実際に商品とする「DDM(ダイレクト・デジタル・マニュファクチャリング)」となる。


【それぞれの役割】
<ダイハツ工業>
骨格+樹脂外板構造の新型コペンで実現した「DRESS-FORMATION」のさらなる拡がりを実現すべく、外板などの図面情報をサードパーティに公開していた。

<ストラタシス・ジャパン>
3Dプリンターの性能向上などにより様々な素材の加工が可能となる中で、個人のお客様が3Dプリンターを身近に感じられるモノの提供を模索し、ダイハツとの連携を通じて、気軽に自動車の外板部品をカスタマイズできるパーツ製作への取組みに着手。今後、お客様がデザインしたDRESSパーツのデータをもとに、商品化へ向けた同社3DプリンターによるDDM(ダイレクト・デジタル・マニュファクチャリング)によるパーツ製作を担当。

<SUN JUNJIE>
ダイハツとストラタシスの取組みについて、3Dクリエイターとして参画。
アルゴリズミックデザインを用いて視覚的なエフェクトを再現し、DRESSパーツをデザインした。今後、市販化に向け、パラメトリックモデル※を公開し、お客様自身が世界に一つの自分だけのDRESSパーツをデザインすることを可能にする。
※ : 3Dモデルを数値(パラメーター)によって定義し、数値を操作することでユーザーがデザインのバリエーションを作成できる

<根津 孝太>
新型コペンの開発段階からアドバイザーとして参画。今回のプロジェクトでは、異なる業種同士のコラボレーションによる相乗効果を狙い、プロジェクト推進を行った。
なお、今回共同開発したDRESSパーツは6月24日~26日に東京ビッグサイトで実施される「設計・製造ソリューション展」のストラタシスブース(ブース番号:東4-49)で展示し、25日には、同ブース内にてSUN氏と根津氏による開発ストーリーなどのトークショーが行われる。


【設計・製造ソリューション展概要】
日 時 : 2015年6月24日(水)~26日(金)10:00~18:00(26日のみ17:00まで)
場 所 : 東京ビッグサイト
主 催 : リード エグジビション ジャパン㈱








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