「ジャパン・バーチャル・ロボティクス・チャレンジ」開催へ【NEDO】

2015年4月21日

「ジャパン・バーチャル・ロボティクス・チャレンジ」開催へ
―災害対応ロボットのコンピュータシミュレーションを競う―

NEDOは2015年10月7日（水）～10月10日（土）に、千葉市の幕張メッセで「ジャパン・バーチャル・ロボティクス・チャレンジ（Japan Virtual Robotics Challenge：JVRC）」を開催します。
JVRCは、災害対応ロボットのコンピュータシミュレーションによる競技会で、NEDOが取り組んでいる「環境・医療分野の国際研究開発・実証プロジェクト／ロボット分野の国際研究開発・実証事業／災害対応ロボット研究開発（アメリカ）」のプロジェクトの一環として実施するものです。
競技会では、NEDOプロジェクトで開発中のロボットモデル、または独自に開発したロボットモデルが、ロボットシミュレータ「Choreonoid^※」上で、災害現場での作業を想定したタスクをどれだけ達成できるかを競い合います。

1．開催概要

日時： 2015年10月7日（水）～10月10日（土）
場所：幕張メッセ（〒261-0023 千葉市美浜区中瀬2-1）
主催：国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
共催：経済産業省
参加費：無料
参加資格：個人、グループまたは法人
（守秘義務契約が必要な場合は法人である必要があります。）

本競技会は「CEATEC JAPAN 2015」会場内にて開催いたします。

2．主な日程

2015年3月：・参加者が選択可能なロボットシミュレーションモデルを公開
・競技タスクとそのシミュレーションモデルの公開
・競技ルール公開
・参加申込受付開始
2015年5月：講習会開催
2015年10月：競技会

なお、本競技会での成績優秀者のソフトウェアを実際のロボットに搭載し、2015年12月に開催される「2015国際ロボット展」で実演を行うことも検討しています。
▶JVRC

【用語解説】
※ Choreonoid
オープンソースのロボット用統合GUI（Graphical User Interface／コンピュータの操作対象が絵で表現されるユーザインタフェース）ソフトウェアです。標準機能として、動作振り付け機能や動力学シミュレーション機能を備えており、機能を追加することも可能です。