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オートモーティブ向けデザインおよびビジュアライゼーション用アプリケーションの新製品/新バージョンを4月15日より発売【オートデスク】
2015年4月13日
オートデスク㈱はオートモーティブ デザイン業務を支援するソリューションのラインアップを拡充して、既存アプリケーションの新バージョンと新しいアプリケーションを4月15日より発売します。
今回発売するソリューションでは、以下のように業務ワークフロー全体をカバーするアプリケーションを用意してデザイン業務を支援します。
コンセプト デザイン Autodesk Alias® SpeedForm(新製品)
クラス A 対応サーフェス デザイン Autodesk Alias(新バージョン)
ビジュアライゼーション Autodesk VRED®(新バージョン)
デザイン アセット マネジメント Autodesk Studio Wall(新製品)
これらのアプリケーションを組み合わせて利用することにより、新車のデザインを検討する際のバリエーションの幅を広げることができ、また、デザインの決定プロセスに必要な情報をスムーズに作成できるようになります。さらに、ビジュアライゼーション データは販売ディーラーや広告宣伝でのデザインとして使用できますので、実車を待たずに販売準備を進めることができるようになります。
特に、直感的な操作で3Dデザイン モデルを作成できるコンセプト デザイン新製品「Autodesk Alias SpeedForm」については、パイロット ユーザの㈱日南 クリエイティブスタジオデザインダイレクター 猿渡様から以下のコメントと参考画像をいただいています。
「Autodesk Alias SpeedFormは、デザイナーのためのアイディエーション・ツールである。NURBS と Polygonの良いところをハイブリットする事で、クレイモデルを削る感覚で扱える次世代のデザイン(モデリング)ソフトウェアだ。クイックにイメージを立体化でき、3Dプリンターを活用することで、高速なリピートプロトタイピング(試行錯誤)が可能となる。このワークフローは新たな気づきや発見の機会を増大させ、そこで得られるハッピーサプライズによってデザインの幅を広げる事ができ、様々な検証をもとに意思決定を行うことができる。」
㈱日南 クリエイティブスタジオ
デザインダイレクター
(元日産自動車 デザイナー)
猿渡 義市 (Giichi Endo)様
画像提供 : ㈱日南 クリエイティブスタジオ
「 Autodesk Alias SpeedForm 」(新発売)
概要・主な特長
● コンセプト デザインの段階でデザイナーが描いたスケッチを取り込み、直感的な操作で3Dモデルを作成するためのアプリケー
ション
● アイデア段階の大まかなイメージから、粘土で形を盛り付けたり、つまんだりしていくような感覚でポリゴンモデルを作成でき
る。直感的な操作で3Dに具現化できるので、さまざまなアイデアを表現することができ、より多くのアイデアからデザインの絞り
込みを行うことができる
「Autodesk Studio Wall 2016 」(新発売)
概要・主な特長
● デザイン業務の関係者全員がデザイン情報を共有・検索・活用する
ためのデザイン共有プラットフォーム
● デザイナーにも受け入れやすいように、デザインのアイデアや画像
データなどをタイル状に一覧表示でき、直感的な情報の検索や分類
が可能
● スケッチやそのスキャンデータ、画像、3Dモデルなど、各部署間が同
じデータを参照することで共通の認識を持ってコミュニケーションを取
れるので、円滑な意思決定が期待できる
「Autodesk Alias 2016」(新バージョン)
主な新機能
● サーフェス作成機能の向上
・ クレイモデルの点群データを取り込んでサーフェス化するプロセス
を改善。点群の選択を部分単位で行う際、法線の角度ベースで
選択し、自動でサーフェス化が可能
・ シートやステアリングの縫い目、折り目の作成をパラメーターで変
更できるようになり、これまでより詳細かつ簡単な操作で作成可能
に
● ユーザ インタフェースと操作性を改善
・ レイヤーをフォルダ管理できるようにして作業効率を向上
● データの相互運用性を向上
・ VREDマテリアル(部品や色など)をAliasの中で割り当てられるようになり、部署間でのバリエーションの検討などが円滑に
・ VREDでビジュアライゼーションする際にレイヤー構造を引き継いで表示可能に
「Autodesk VRED 2016」(新バージョン)
主な新機能
● ビジュアライゼーション性能の向上
・ IBLや環境内の光源位置ベースで、光と影の焼き付けが可能に
・ 塗装のフレーク(粒子)の表現がより詳細に設定可能に
● データの相互運用性を向上
・ ビュー操作をAutodesk Maya®、またはAliasと同じモードでも利用できるオプションを追加し、作業性を向上
・ PROSTEP OpenPDMに対応し、異なるPDMシステム環境でのデータ運用性を向上
● その他
・ 日本語、およびMac OSに対応
「The Future of Making Things」 ~創造の未来~ について
近年、新しい技術を利用した製造や建設、消費者の購買行動の変化、イノベーティブな製品を生むコラボレーション環境などが組み合わさって、何かを作る方法が全く新しい方向に転換しています。これにより、世界の産業構造は著しい変化に直面しています。こうした変化に率先して対応するために、当社は「The Future of Making Things」 ~創造の未来~ という考え方の基、最新技術を取り入れた幅広いアプリケーションとサービスを提供しています。お客様がこうした市場環境の変化にも対応できるように、当社は将来必要になるデザインとワークフローを業界の先頭に立って提案していきます。
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