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スエード調人工皮革 ウルトラスエード®がトヨタ自動車「オーリス 120T」に採用【東レ】

2015年4月7日

東レ㈱(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣、以下「東レ」)が展開するスエード調人工皮革   ウルトラスエード®は、このたび、トヨタ自動車㈱(本社:愛知県豊田市、社長:豊田章男、以下「トヨタ自動車」)が発売するスポーツハッチバック車「オーリス 120T」のシートとコンソールボックスに採用されました。今回採用されたのは、当社のリサイクルポリエステルを使用した環境配慮型のウルトラスエード®です。ウルトラスエード®がトヨタ自動車の国内生産の標準仕様車に採用されるのは、今回が初めてです。

スエード調人工皮革 ウルトラスエード®は、東レが1970年に開発した独自の超極細繊維の生産・加工技術をベースに開発した、天然スエードのような風合いを持つ先端素材です。その優れた品質・機能性は、ファッションの世界をはじめインテリアや産業用途など様々な分野で長年にわたり高い評価を受けています。
「オーリス」は、明確な個性と高い走行性能をコンセプトとした車です。「オーリス 120T」は、欧州で注目されている優れた燃費性能とパワーを両立した新型エンジンを搭載した新たなタイプとして、2015年4月6日より発売されました。
今回は、ウルトラスエード®の滑らかな手触りによる上質な素材感や、着席時のフィット感の良さに繋がるしなやかな質感、加えてリサイクル原料を使用した環境配慮型素材である点が「オーリス 120T」のコンセプトに合致するとして評価され、採用に至りました。

東レは、長期経営ビジョン“AP-Growth TORAY 2020”において、東レグループが目指す企業イメージのひとつに先端材料の東レを掲げています。
当社は高分子化学・有機合成化学といったコア技術を駆使し、高機能かつ高感性な先端材料の開発に取組んでいます。ウルトラスエード®は、「メイド・イン・ジャパン」のクールなイメージをブランドアイデンティティとし、新たにリサイクル原料を用いたタイプの開発・用途展開を進めることで、クールでエコロジーな素材として提案をしてまいります。


<参考>
1. トヨタ自動車「オーリス 120T」


2. 東レのスエード調人工皮革 ウルトラスエード®の採用部位








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