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スリーボンド日産自動車大学校GT-Rが2位入賞を飾る【日産自動車】

2015年3月30日

スリーボンド日産自動車大学校GT-Rが2位入賞を飾る
– スーパー耐久シリーズ第1戦 レースレポート –


3月28日~29日 ツインリンクもてぎ(栃木県)
2015年のスーパー耐久シリーズの開幕戦となる「もてぎスーパー耐久」が栃木県のツインリンクもてぎで開催され、ST-Xクラスに出場した#24「スリーボンド日産自動車大学校GT-R」(星野敏/藤井誠暢/高星明誠)が2位入賞を飾りました。また、ST-3クラスではテクノファーストレーシングチームの#34「asset ings Z34」がクラス優勝を飾っています。



“S耐”の通称で根強い人気を持つスーパー耐久シリーズ。今シーズンも昨年と同様、もてぎで開幕し国内の主要サーキットを転戦、全6戦で争われます。レース距離(時間)は通常のラウンドでは3時間の時間耐久レースですが、開幕戦の今回は5時間、そして第3戦の富士大会は8時間と、より耐久色が濃くなっています。総合優勝を争うST-Xクラスには、日産自動車大学校とKONDO RACINGの共同プロジェクトとして#24「スリーボンド日産自動車大学校GT-R」が参戦。ドライバーはプロでプラチナドライバーに認定されている藤井誠暢とジェントルマンドライバーの星野敏、そして今シーズンはSUPER GTのGT300クラスと全日本F3に参戦することになった高星明誠の新トリオで参戦しています。また同じくST-Xクラスにはディフェンディングチャンピオンの#1「GTNET ADVAN NISSAN GT-R」と、#5「MACH MAKERS GT-R」も参戦。NISSAN GT-R NISMO GT3はST-Xクラスで多数派となっています。

スーパー耐久の公式予選では、AドライバーとBドライバー、2人のベストラップの合計タイムによって決勝のスターティンググリッドが決定されます。土曜朝のウォームアップ走行でトップタイムをマークした#24 GT-Rは、午後に行われた公式予選でも安定した速さをみせ、総合2番手のグリッドをゲットしました。1台置いて4~5番手には#5 GT-Rと#1 GT-Rが続き、3台出走したGT-Rが揃って上位につけることになりました。

日曜の午後、0時19分に正式スタートが切られた決勝レースは、序盤はグリッド通りのオーダーで進んで行きました。序盤2位につけていた#24 GT-Rは、ルーティンピットのタイミングの差でポジションが上下しますが常に表彰台圏内を走行。5時間で102周を走りきり2位でチェッカー、開幕戦で表彰台を奪い、シーズンに上々の滑り出しを見せることになりました。その後方につけ、表彰台に手が届きかけていた#1 GT-Rですが、90周を走り終えたところで緊急のピットイン。ミッショントラブルからリタイアとなってしまいました。一方、ST-3クラスには4台の日産フェアレディZ(Z34)が出走していましたが、予選でクラストップにつけた#34 フェアレディZが、そのまま逃げ切ってクラス優勝を飾っています。

藤井誠暢(#24スリーボンド日産自動車大学校GT-R/決勝2位)
「今回のレースは5時間の長丁場で、しかも(ブレーキに厳しい)もてぎだから、予選よりも決勝に向けてクルマを作ってきました。予選2番手からのスタートとなりましたが、自分たちで立てたストラテジー(戦略)にそってレースを組み立てるよう心がけました。星野(敏)さんは今回がS耐デビューで、GT3マシンをドライブするのも初めだったのですが、100%期待に応えてくれました。高星(明誠)もハードなスケジュールの中、素晴らしい仕事をしてくれました。あと、日産自動車大学校の学生さん達のサポートも大きかった。皆の力を得て、皆の想いに応えることができて、本当に良かったです」


【レース結果】-第1戦 ST-Xクラス


【レース結果】-第1戦 ST-3クラス


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