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業界最速の動作電圧1.8Vの高速シリアルNORフラッシュメモリを発表【Spansion】

2015年3月9日

モバイルおよび組込みアプリケーションに不可欠な柔軟性と性能を兼ね備えた、 大容量のスパンションFS-Sファミリ


Spansionは本日、最新の512Mbのメモリ容量を持ったFS-SシリアルNORフラッシュメモリファミリを発表


Spansion(Spansion Inc. NYSE:CODE、以下、スパンション)は本日、最新の512Mbのメモリ容量を持ったFS-SシリアルNORフラッシュメモリファミリを発表。スパンションFS-Sファミリは、動作周波数80MHzのQuad DDR(ダブルデーターレート)の採用により、動作電圧1.8VのSPI(シリアルペリフェラルインタフェース)で80MB/sと業界最速の読み取り性能を実現する。これは既存の他社の1.8V SPIデバイスより50%優れた性能を達成。また、FS-S512Mbデバイスは、クロックスピード133MHzのシングル、ダブルおよびQuad IOモードでの読み取り、およびスループット1.08MB/sでの高速プログラミングをサポート。

SPIプロダクトマーケティング担当ディレクター、アナップ・シデュー(Anup Sidhu)氏は次のように述べています。「FS-S製品は、高速の読み取りスピードおよびプログラムスループット、先進セキュリティ機能、デープパワーダウンモードにより、ミドルエンドからハイエンドのウェアラブル、車載用インフォテインメントおよびテレマティックス、自動料金収受システム、FPGA、ワイヤレスベースステーション等のアプリケーションに最適です。この製品ファミリは、RAMにコードシャドウイングするシステム、コード実行をダイレクトに行うXIPシステム、リプログラマブルデータを記憶させるシステム全てにおいて、実装スペースや信号ライン数および消費電力に制約のあるシステム向けに優れたソリューションです」

スパンションFS-Sデバイスは、産業用(-40Cから+85C)および産業用プラス(-40Cから+105C)の動作温度範囲に対応。これらのデバイスは、4から6本の信号ラインで全ての制御信号、アドレス、データをシリアルに転送する。これにより、メモリパッケージのコストと信号のスイッチング電力消費を削減させるとともに、ホストシステム側のピンカウントにおいて、メモリに接続する信号ラインの数を減らし、他の機能に利用する信号ラインに割り当てることを可能にする。

スパンション S25FS512S 主な機能・特徴 :
-コア及びI/O駆動用に単一1.8Vの動作電圧
-Quad all(QPI, 4-4-4)リードモード : 全ての転送は、インストラクションを含む4ビット幅
- アドレッシングの拡張 : 24または32ビットアドレスオプション
-JEDEC JESD216B標準、SFDP(Serial Flash Discoverable Parameter)は、デバイス特性およびコンフィギュレーション情報
 を提供
-初期リードレイテンシー設定が可能(ダミーサイクル数)なため、より高速な初期アクセスタイムまたは、より高即なクロックレート
 での読み取りコマンドを実行可能
-セクター上の最終の消去作業が完了したことを決定・確認するErase Statusコマンドを診断
-Advanced Sector Protection(ASP)Permanent Protection。ブートコードまたはパスワードにより管理できる個別セクタープ
 ロテクション
-システム認証および追加セキュリティ用の独自の128ビットID
-マルチプルパッケージサポート : 16ピンSOIC(300mil)、6×8mm 8ピンWSONおよび6×8mm 24ピンBGA
- 動作温度範囲 : 産業用(-40C から +85C) および産業用プラス (-40C から +105C)

出荷状況 : Spansion S25FS512Sは、現在サンプル出荷中です。2015年4月に量産提供が可能。








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