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Cソース⇒Simulink(R) 「廉価なモデル変換サービス」を開始【AZAPA】

2015年2月6日

AZAPA㈱(名古屋市中区、近藤 康弘社長)は、自動車のエンジン制御をはじめとするパワートレーン分野でモデルベース開発(以下、MB開発)へ先駆的に取り組み、これまで国内自動車メーカーのMB開発によって、自動車の「新たな付加価値の提案」と「開発プロセスの高効率化」に貢献してきました。その実績を踏まえ、今後、自動車の開発以外の多様な制御系ソフトウェア(建機・農機・航空機・ロボット・エネルギーなどあらゆる分野)の開発での利用が広まることを受け、MB開発の導入支援を目的とした「廉価なモデル変換サービス」を開始します。(資料「Cソース⇒Simulinkモデル変換サービス」は、文末、またはAZAPAホームページよりダウンロードできます)。


モデルベース開発による最適化・高度化のフロー


■世界では、MB開発によるモデル部品納品が必須
従来のC言語を実装する開発プロセスは、評価後の後戻り工数の発生や品質担保における非効率な面が多々ありましたが、MB開発を導入すれば、企画段階からのフロントローディング化が図られ、開発すべき具体的な要件の見える化により、開発効率を大きく向上させます。
また、近年では欧州などでの開発に参画する場合、MB開発は必須の開発環境とされ、納品する場合もモデル部品が一般的となっています。

■AZAPAが導入支援から最先端なMB開発までをフルサポート
「C言語での開発プロセスで限界を感じている」あるいは「欧州でのプロジェクト参画でMB開発をしなければならないが、何から始めて良いのか分からない」。今回、ご提供する「廉価なモデル変換サービス」は、初めてMB開発を導入する方へ新たなステージでの活躍をご支援します。また、これまで自動車開発において多くの経験を持つ我々が、MB開発の最先端な開発環境までステージ毎に最適な「拡張サービス」をご提供します。

■充実の「拡張サービス」を用意
下記は、MB開発でのステージ毎に、ご提供できる「拡張サービス」の一例です。
他を圧巻する充実したサービスは、自動車開発で最先端の研究・開発を行うAZAPAだからこそ、ご提供できる内容で、短期間で最先端のMB環境を構築し、日本をリードする存在へと押し上げます(資料「MODEL-BASED SOLUTION」は、文末、またはAZAPAホームページよりダウンロードできます)。

 モデル分析サービス
高機能化によりモデルは複雑化する一方です。独自ツールを用いてモデルのどこに問題があるのかを明らかにします。

 モデル構造最適化
独自のDSM(Design Structure Matrix)、クラスタリング手法を用いて、複雑度を最小化するようモデルを再構築します。販売ツールも取り揃えております。

 シミュレーター構築
AZAPAはシミュレーター構築にも精通しています。ハードウェアのポテンシャル最大化と制御による最大効率化を実現するために、ベストな環境を作り上げます。

また、サービスだけでなく、パートナーシップによる豊富なツールやAZMSによるモデル部品の無償提供(一部有償)も行います(資料「パートナー連携&TOOL」は、文末、またはAZAPAホームページよりダウンロードできます)。


▼先ずは、パンフレットをダウンロードください。
■MODEL-BASED SOLUTION
http://www.azapa.co.jp/download/pdf/MB_service_outline.pdf

■パートナー連携&TOOL
http://www.azapa.co.jp/download/pdf/MB_TOOLs.pdf

■「Cソース⇒Simulinkモデル変換サービス」
http://www.azapa.co.jp/download/pdf/MB_C%E2%87%92Simulinkmodel_conversion.pdf


<補足>
*1)モデルベース開発
ソフトウェア開発の際に実装する機能を回路図のように可視化し、システムの挙動や連動性をシミュレーションできる開発手法。
*2) Simulink(R)
自動車系のデファクトスタンダードとなるMathWorks社の制御設計ツール。








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