ニュース

2015年北米国際自動車ショーで、「2016日産タイタンXD」をお披露目【日産自動車】

2015年1月13日

*本ニュースリリースは、1月12日(現地時間)デトロイトにて発表したものの参考和訳です。

日産自動車、2015年北米国際自動車ショーで、フルサイズピックアップトラック市場において
新しいカテゴリーを創造する、「2016日産タイタンXD」をお披露目

―ハードな商用ユースに向けた装備、555 ポンド・フィートものトルクを生み出す
カミンズ製5.0L V8ターボディーゼル、大型カテゴリーが持つ力強さを兼ね備える―

日産自動車㈱(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロスゴーン)は12 日、米国デトロイトで開催されている2015年北米国際自動車ショーで「2016日産タイタンXD」を世界に先駆けて披露しました。「2016日産タイタンXD」は、2015年後半より米国とカナダで販売を開始し、競合の激しいフルサイズピックアップトラック市場におけるセグメントを刷新します。「2016日産タイタンXD」は、全面的に刷新された大胆なデザインにより、従来からの大型カテゴリーと小型カテゴリーの間の独自のセグメントを創造します。



「XD」を冠する同モデルは、より大型で高額な大型ピックアップの力強い牽引力と、ハーフトンピックアップが持つ優れた燃費効率、および、手ごろな価格を両立します。最大牽引力は12,000ポンド以上を実現、また2000ポンドの最大積載量を提供します。

今回の北米国際自動車ショーで披露した新型「タイタンXDクルーキャブ」は、パワフルなカミンズ製5.0L V8ターボディーゼルエンジンを搭載し、3つのキャブバリエーション、2つのフレームサイズ、3つのパワートレイン、5つのグレードを揃える「2016日産タイタン」のラインナップの1つで、最初に披露するモデルとなります。

新型「タイタンXD」は、第一世代の「タイタン」と同様に、日産のテネシー・カルフォルニア・ミシガン・アリゾナ・ミシシッピーの拠点に籍をおく企画・デザイン・設計・生産部隊からなるコアメンバーチームによって生み出しました。そして、「タイタンXD」のエンジンは、インディアナのカミンズ社から供給されます。リードデザイナーや50名近くのエンジニアは、「2004タイタン」の開発にも携わったメンバーです。

ハードな商用ユースのニーズを満たす
先代の「日産タイタン」は、広く開口するリアドア、ベッドサイドストレージコンパートメント、ファクトリースプレーオンベッドライナー、Utili-track™ベッドチャネルシステムなど、顧客ニーズにフォーカスした様々な革新的装備により高い評価を得ました。新型「日産タイタン」では、ラジエーターからリアアクスルに至るすべての部品において、よりハードな商用ユースニーズに応えていくための刷新を主眼に開発がはじまりました。

「日産タイタンXD」モデルは、カミンズのディーゼルエンジンの潜在力や、増強した牽引力と積載能力を活かすために、独自のフレームとシャーシを使用しています。耐久性で定評のある日産の商用車のシャーシ設計を基にした新しいフルボックス型のラダーフレームが、広範囲にわたって補強、強化され、「タイタンXD」にさらなる曲げ特性とねじり剛性を与えています。

また、安定性、操縦性、快適性を最大化するために、「タイタンXD」は新しい大型車両用の高い安定性を誇るサスペンション設計を採用しています。ダブルウィッシュボーン式フロントサスペンションを補強し、耐久性を高めています。また、リジッドリアアクスルサスペンションには、強靭なリーフスプリングとリーフブッシングを、ツインチューブの衝撃吸収材とともに使用しています。アクスルは、アメリカンアクスル&マニュファクチャリングによる専用設計のものです。

力強さ、耐久性、優れた燃費を兼ね備えたカミンズ5.0L V8ターボディーゼルエンジン
「タイタンXD」のカミンズディーゼルエンジンは、カミンズ社の新しい M2 2ステージターボシステムを初めて実用化したもので、高圧領域と低圧領域の間での緻密なバランスの確保により、ターボラグの低減に貢献します。また、ロータリータービンコントロールが、安定したパフォーマンスを提供しつつ、排気ガス温度の調整を担います。

また、同エンジンに、Bosch® HPCR燃料システムを採用し、正確な燃料制御と、燃焼行程ごとに複数の燃料噴射を実現しています。これにより、燃費効率が高まり、ディーゼルエンジン特有のカタカタ音を低減しました。また、高性能でメンテナンスフリーのBosch®セラミックグロープラグが、低温度下においても素早いエンジンスタートを可能にします。

新型カミンズ製ディーゼルエンジンのさらなる特長は、軽量パッケージでありながら最高の耐久性と動力性能を提供することです。従来の鉄より強く軽いコンパクト黒鉛鋳鉄(CGI)から生成されるシリンダーブロックを備えることで、軽量化を実現しました。

エンジンラインナップは、同ディーゼルに加え、V8とV6のガソリンエンジンを取りそろえます。ガソリンエンジンの詳細は、後日、お伝えします。

耐久性と品質と信頼性
「タイタン」設計開発チームは、その開発にあたって、とてつもなく高い目標を掲げて、その目標に邁進してきました。その目標とは「“120%”の耐久性、品質、信頼性」です。「タイタン」を、並外れた調和と完成度で、車内外に最高品質のコンポーネントを組み込み、細部にいたるまで配慮をくまなく注いで、造りこんできました。

「2016タイタン」は、日産の商用車群にて設定している広範囲に及ぶ耐久性評価をもとに、日産がこれまで販売したどのクルマよりも、最も厳格で幅広い試験を経て完成しました。

「タイタンXD」は、小型カテゴリーピックアップのごとく、ほとんどの車庫に収まるサイズでありながら、大型カテゴリーピックアップが放つ堂々たる威厳も有します。タイタンXDのオーナーは、操縦性や燃費性能、手ごろな価格と、十分な牽引力や運搬力を、同時に手にすることができます。

「2016日産タイタンXD」は、ミシシッピー州のキャントン工場で組み立て、インディアナとテネシーで製造するエンジン(おのおの5.0L V8ターボディーゼル、ガソリンV8およびV6)を搭載する予定です。価格と仕様の詳細は後日発表します。








日産自動車株式会社ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#日産自動車
#自動車メーカ
#2015年1月13日