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Power Metal Strip®抵抗器新製品を発表【ビシェイジャパン】
2014年12月18日
Power Metal Strip®抵抗器新製品を発表、7Wの定格電力、
1mΩの抵抗値、2818ケースサイズで省スペース化を実現
ビシェイ・インターテクノロジー社（米国ペンシルバニア州、NYSE: VSH 、日本法人：ビシェイジャパン㈱、東京都渋谷区、代表取締役社長：小澤政治）は本日、車載機器、産業機器、コンピュータ機器、民生機器アプリケーションで、省スペースを主眼に設計された表面実装型Power Metal Strip®抵抗器の新製品を発表しました。ビシェイDaleブランドのWSHM2818は、7Wの高い定格電力と1mΩの非常に低い抵抗値を兼ね備え、コンパクトな2818 （7.1mm x 4.6mm） ケースサイズで提供されます。
先進の構造によりWSHM2818は、改善された放熱特性と、低いTCR値（<20ppm/℃）を持つニッケル・クロムまたはマンガン銅合金の固体抵抗素子が特長です。その結果、Power Metal Strip 構造の優れた電気的特性と性能、つまり1000時間負荷寿命試験での良好な安定性や、短時間過負荷試験での<±1% の低い抵抗値変動などを維持しながら、2818のパッケージで、高電力抵抗器を実現しています。この高い電力／底面積の比率により、大型の抵抗器を小型の同等の電力性能のものに、そして複数の抵抗器をより低い電力定格のものに置き換えることにより、設計者はPCBの省スペース化と製品の小型化を実現することができます。
AEC-Q200に準拠するこの抵抗器は、車載用電子制御（エンジン、インジェクター、ブラシレスDCモーター、アンチロックブレーキ、温度調節、バッテリー管理・制御）の、スイッチングレギュレーター、電流検出、電源、パワーアンプなど、すべてのタイプの精密電流検出、分圧、高電力パルス負荷アプリケーションに最適です。
また、WSHM2818は油田/ガス田掘削用の試験/計測装置などの産業用制御、HVACシステム向けのインバーター制御、サーバー向けモーター駆動・DC/DCコンバーター、コンピュータ用VRM、リチウム電池の安全管理にも適しています。
本日発表された製品は他の全てのPower Metal Strip抵抗器同様、全面溶接構造で優れた電気的性能を実現します。ビシェイ社独自のプロセス技術により生産され± 1.0%の許容差で1mΩ～100mΩの非常に低い抵抗値範囲を実現します。インダクタンス値は5nH以下と非常に小さく、50MHzまでの良好な周波数特性を示し、熱起電力（EMF）も3μV/℃以下に低く抑えられています。動作温度範囲は-65°C～+170°Cです。製品はRoHSに準拠、ハロゲンフリーでビシェイ社の”グリーン”標準に適合します。
Power Metal Strip®は、ビシェイ社の登録商標です。
ビシェイ・インターテクノロジー社について
ビシェイ・インターテクノロジー社はニューヨーク株式市場上場（VSH）のフォーチュン1000企業で、世界最大手のディスクリート半導体 （ダイオード、MOSFET、赤外線オプトエレクトロニクス等）および受動電子部品 （抵抗製品、インダクタ、コンデンサ等） メーカーのひとつです。 同社の部品はコンピュータ、自動車、コンシューマー、通信、軍用、航空宇宙、電源、医療等多種多様な界の製品に組み込まれています。ビシェイは革新的な製品、企業買収における優れた戦術、「ワンストップショップ」サービスで、業界のリーダーとしての地位を確固たるものにしています。 詳細は、ビシェイ社のホームページをご参照ください。http://www.vishay.com
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