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第二世代超高安定性MEMSジャイロコンボセンサ (ジャイロセンサ一体型加速度センサ) の量産開始【村田製作所】

2014年12月3日

要旨

㈱村田製作所は、車載用・産業機器用などの過酷な環境での使用を目的としたジャイロコンボセンサSCC2000シリーズの量産を開始いたしました。

背景

近年、グローバル市場での車載セーフティー機能の普及や、さまざまな産業機器への慣性力センサの搭載にともなって、小型で高性能な加速度センサとジャイロセンサの一体型センサへの需要がますます高まっています。こうした需要へ対応するため、当社はSCC2000シリーズを商品化いたしました。当シリーズは、既に量産中のSCC1300シリーズの後継品となります。

特徴

 クラス最高の温度依存性、衝撃感度、バイアス安定性
 高性能センサを搭載した頑丈な構造
 X軸・Z軸のいずれかの検出を選択できる角速度センサ、3軸低 g 加速度センサ、32ビット・デジタルSPI (Serial Peripheral
 Interface) *による構成
 小型化 (15.00×8.50×4.35mm) により、SMD実装寸法に適した24-ピンのプレモールド成形プラスチックのRoHS対応
 SOICハウジングで利用可能
 SPIで構成可能かつ10Hzまたは60Hzをソフトウェアで選択可能なローパスフィルタを搭載
 国際規格 ISO26262 (車載用ソフトウェアに関する安全規格) ならびにAEC-Q100 (車載アプリケーション用電子部品のスト
 レス試験品質基準) に適合

用途

 車載用アプリケーション (坂道発進補助装置 (HAS) 、アクティブステアリング、先進運転支援システム (ADAS) のアダプティ
 ブクルーズコントロール (ACC) など)
 農業、建設現場などで使用される重機

品番

SCC2230-E02
SCC2230-D08
SCC2130-D08
SCC2100-D08

外形寸法

15.0×8.5×4.35mm

生産体制

2014年11月よりMurata Electronics Oy (ムラタ・フィンランド) にて量産開始

用語説明

* SPI (Serial Peripheral Interface)
コンピュータ内部で使われるデバイス同士を接続するバスの一種。



お問い合わせ先
広報室企業広報課
TEL : 075-955-6786/FAX : 075-955-6526



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