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PYTHON CMOSイメージセンサを高解像度の産業用および道路交通アプリケーションへ拡張【オン・セミコンダクター】
2014年11月7日
低ノイズ、高感度および高速のグローバルシャッタを拡張可能な1台のハードウェアに統合した新しい2.3メガピクセルおよび5.3メガピクセルのイメージセンサ
高効率エネルギーへのイノベーションを推進するオン・セミコンダクター（ONNN）の日本法人オン・セミコンダクター㈱（本社 東京都台東区、代表取締役社長 雨宮 隆久）は、PYTHON製品ファミリに新たに2種類の高解像度CMOSイメージセンサを追加しました。新しいPYTHON 2000およびPYTHON 5000は、それぞれ2.3メガピクセル（MP）および5.3 MPの解像度を備えており、マシンビジョン、検査および動作監視、セキュリティ、監視、高度道路交通システム（ITS）など、産業イメージセンサ・アプリケーションの一般的なニーズに応えます。
PYTHON 2000およびPYTHON 5000は、性能、融通性、使いやすさを中心に設計されています。既にリリースされているPYTHON 300、500、および1,300とともに、このセンサの製品ファミリ全体は1つのPCBで対応できるため、さまざまなカメラの設計を大幅に効率化することができます。カメラメーカーは、すべてのセンサが同じデータ、制御、および光学インターフェースを備え、ハードウェアに対して拡張可能なPYTHONファミリを利用することにより、VGAから5MPまで多種多様な解像度を備えた製品を素早く市場に投入し、製品開発業務を最小限に抑えることができます。
オン・セミコンダクターのイメージセンサ製品担当副社長であるクリス・マクニフェ（Chris McNiffe）は、次のように述べています。「PYTHONファミリは、画質を妥協することなく高速のイメージングソリューションを実現しています。同ファミリは、1つのPCBですべての解像度をサポートするだけでなくプログラミング性および数々の機能を備えているため、市場にとって重要な新製品であり、産業用画像システムの設計者はお客さまの最も厳しい要求に応えることができます」
オン・セミコンダクターの特許取得済みのイン・ピクセルCDS（ipCDS）技術により、グローバルシャッタのイメージングと相関2重サンプリング（CDS）をコンパクトなピクセルサイズに統合することで、光学形式および解像度を魅力的な形で組み合わせたCCDのような光学的性能を実現しています。これにより、PYTHONのピクセルは、9 e- の読み取りノイズ、7.7 V/luxの感度、および毎秒850フレームレート（VGA）を組み合わせて高速の動きを捉えることができます。これらデバイスは、非常に魅力的な速度および光学性能、センサ設定の即時更新を含めた高い設定柔軟性、さまざまなトリガーおよび制御オプション、40°C～+85°Cの産業用温度での動作を特長としています。2つの新しいセンサは、モノクロ、カラー、および近赤外線が用意されており、PYTHONの機能がさらに広がっています。
PYTHON 2000 およびPYTHON 5000は、現在、サンプル出荷中であり、2015年第1四半期に完全な量産に入ります。PYTHONイメージセンサ・ファミリの詳細に関しては、www.onsemi.com/pythonをご覧ください。
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オン・セミコンダクターについて
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