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100GHzオシロスコープにより最先端の研究開発が可能に【テレダイン・レクロイ・ジャパン】
2014年11月6日
100GHz、240GS/s LabMaster 10-100Zi オシロスコープ、
次世代の通信システムの開発を促進
ニューヨーク州チェスナット・リッジ(2014年11月7 日)-テレダイン・レクロイ・ジャパン㈱(東京都府中市、代表取締役社長:原 直)は、本日、LabMaster 10-100Zi、100GHzオシロスコープを発表しました。今回の発表は、テレダイン・レクロイがリアルタイムオシロスコープの帯域およびサンプルレートの高速化に果敢に挑戦した結果100GHzおよび240GS/sを達成し、ハイエンドのオシロスコープ市場のリーダーシップを維持している事を示したものです。100GHz技術は、最初に2013年7月に公開デモが行われ、2014年のDesignCon、OFC、およびECOC展示会の目玉として取り上げられてきました。この業界最先端の技術は、LabMaster 10-100Zi 100GHzオシロスコープに組み込まれており、次世代の通信システム、高帯域電子部品、基礎科学研究などに取り組む技術者や科学者が実験で発見する最高速の現象を捕捉・解析する事ができます。最近の例として、アルカテル・ルーセント社が、160GBaud QPSK信号を検出できる最高帯域のコヒーレント光受信機の実証のためLabMaster 10-100Ziを使用しました。
アルカテル・ルーセントの工業研究部門であるベル研究所のPeter Winzer博士は次のように述べています。「私たちは、将来の光通信ネットワークに期待されるデータ量を増やす新たな方法を研究する中、160-GBaud QPSKシステムのプロトタイプを実証しました。100GHzの帯域と240GS/sのサンプルレートは、このシステムを構築する鍵でした。私たちは、テレダイン・レクロイがオシロスコープの技術を発展させ、送信機および受信機で取り扱う周波数の帯域を超えるまでオシロスコープの帯域の限界を押し広げ、私たちの研究の制約要因を取り除いてくれたことを本当にうれしく思います。」
LabMaster 10-100Ziは、LabMaster 10Ziシリーズの高性能モジュール型オシロスコープにおける最新の捕捉モジュールです。LabMaster 10Ziは、モジュール型のプラットフォームでチャンネル数を柔軟に構築することが可能です。これらによりユーザーは、モジュールに1つまたは2つのチャンネルしかない場合でもモジュールを複数組み合わせることによって多チャンネルのオシロスコープを構築する事が可能になります。LabMaster 10Ziオシロスコープは、ディスプレイおよびChannelSyncといわれるクロック分配アーキテクチャに強力なサーバークラスのCPUを持つ1つのマスター制御ユニットが組み込まれており、そのマスター制御ユニットに各種モジュール組み合わせることにより最大80チャネル36GHz 、20チャネル100GHzのオシロスコープを構築する事を可能にしています。
【弊社WebサイトのURL】
http://teledynelecroy.com/japan/news/20141107/default.asp
【Teledyne LeCroy Inc.について】
Teledyne LeCroy Inc. は最先端の高度な測定・解析が行える計測機器を製造、販売しています。Teledyne LeCroy Inc.が提供する高性能のデジタル・オシロスコープおよびシリアル・データ・アナライザ、多くの分野の電子設計技術者に幅広く利用されています。Teledyne LeCroy Inc.はニューヨーク州チェストナットリッジに本社を置いています。詳細については、
ウェブサイト(http://teledynelecroy.com)をご参照ください。
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