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タイに新合弁会社設立【曙ブレーキ工業】
2014年10月30日
曙ブレーキ工業㈱(代表取締役社長:信元久隆 本店:東京都中央区 本社:埼玉県羽生市、以下akebono)は現在展開している新中期経営計画「akebono New Frontier 30-2013」の重点施策のひとつである「日米中心から日米欧アジアへのグローバル化の加速」に基づいた取り組みの一環としてアセアン地域での競争力強化のために、タイに鋳鉄部品製造の合弁会社を以下のとおり設立いたしました。
タイ市場では昨年、一昨年の急激な自動車生産・販売の伸長から一転、足元では低調な生産・販売となっておりますが、中長期的には自動車用鋳鉄部品の需要は拡大すると予測しております。
今後、当合弁会社ではAkebono Brake (Thailand) Co., Ltd.向けに ブレーキキャリパー用鋳鉄部品を中心として2017年までは月産600トンを生産し、2018年以降市場動向を見据えながら、月産1,300トンへの拡大を予定しております。また、タイでの鋳鉄部品の他社への販売も検討してまいります。
子会社の概要
(1) 名称 : A&M Casting (Thailand) Co., Ltd.
(2) 所在地 : タイ王国ラチャブリ県ラチャブリ工業団地内(首都バンコク 西約100km)
(3) 代表者 : 岡 慶一
(4) 事業内容 : 自動車用鋳鉄部品の製造および販売
(5) 投資額 : 22億円予定
(6) 設立 : 2014年10月
(7) 出資比率 : 曙ブレーキ工業㈱ 74.9% ㈱真岡製作所 25.1%
(8) 敷地面積 : 約37,000m2
(9) 建屋面積 : 約5,000m2
(10) 生産開始 : 2016年8月予定
合弁相手先概要
(1) 名称 : ㈱真岡製作所
(2) 所在地 : 栃木県真岡市鬼怒ヶ丘8番地
(3) 代表者 : 仁科捷哉
(4) 主な事業 : 自動車用鋳鉄部品の製造
(5) 資本金 : 5,000万円
㈱真岡製作所は鋳鉄部品の中でも最も重要度、難易度の高い乗用車用重要保安部品に特化し、高品質・低コスト化を実現しております。また、安全意識も高く、労働災害を模擬的に実体験できる「安全体感技塾」を通して<危険に対する感受性>を磨き、災害ゼロを目指しております。
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