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ハイパワーCT装置を国内初導入 2015年4月にCTスキャン事業を開始【JMC】

2014年10月23日

~GE(General Electric)社製 第3世代CT装置 ” phoenix v|tome|x c “で航空・宇宙及び防衛分野で求められる厳しい品質保証体制を実現~


最先端の3Dプリンター事業と、伝統的鋳造事業を展開している㈱JMC(本社 : 神奈川県横浜市港北区新横浜、URL : http://www.jmc-rp.co.jp/、代表取締役:渡邊大知)は、航空・宇宙及び防衛分野参入への主要拠点である飯田コンセプトセンター(長野県飯田市川路)に、GE社製の第3世代CT装置 『phoenix v|tome|x c (フェニックス ヴィトム エックス シー)』を国内初導入し、2015年4月からサービスビューローとしてCTスキャン事業を開始します。
最新鋭のCTスキャナの導入によって、自動車や航空宇宙分野で求められる厳しい品質保証体制を実現し、「JIS Q 9100(航空・宇宙・防衛品質マネジメントシステム)」の取得に向けた動きを加速させると共に、デザイン・研究開発を含めた世界最先端のものづくりを推進していきます。


【導入設備一覧】
■CTスキャンとは
X線を使って製品を断層撮影することで、内部状態を評価することが出来ます。高速スキャンによる欠陥検出から、高精細スキャンによるリバースエンジニアリング、スキャン後の3Dプリンター出力まで目的に応じて多彩な利用方法があります。

■設備について
GE社製 第3世代CT装置
phoenix v|tome|x c

VDI 2630 1.3 / ASTM E 1695 規格適合機種
最大X線出力 : 450 kV(ミリフォーカス用)
撮影サイズ : φ 500 mm x 1,000 mm, 50 kg
検出器 :ラインセンサ(検出サイズ:幅 820 mm)
フラットパネルディテクタ(検出サイズ : X*Y 400 mm*400 mm)

日本国内で初導入となる、この装置は3次元による非破壊検査や自動車業界、航空宇宙産業、または電力産業への鋳造品の品質保証に特化しており、半自動化された3次元非破壊検査と3次元計測によりこれらを可能にします。


【サービス概要】
■CTスキャン事業概要
最新鋭のCTスキャナの導入により、2015年4月よりCTスキャン事業を開始し、自動車や航空宇宙分野で求められる厳しい品質保証体制を実現します。また、年々高まるCTスキャン需要に応えるため、スキャンによる製品評価だけではなく、3次元データの活用も含めた高度なサービスを提供します。

① 内部品質の確認
新しいタイプの検出器であるフラットパネルディレクタ(FPD)を使用することにより、数分〜数十分という極めて短時間でクラックや鋳巣、中子ズレなどの製品の欠陥を検出することが可能です。

② 複雑形状のスキャニング
FPDを用いた高速スキャンの他にラインセンサを搭載することで、より精密なスキャニングも可能となり、製品解析や3Dデジタルモデルの作成などの需要に応えます。







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