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東風日産、大連工場で生産開始【日産自動車】

2014年10月18日

下記内容は、日産環球股份有限公司(NGL)が10月18日に発行したリリースの参考和訳です。

東風日産乗用車公司(DFL-PV)は、18日、同社の大連工場が、車両生産を開始したと発表しました。広州の花都、襄陽、鄭州にある既存の生産拠点に大連工場が加わることにより、東風日産は、中国市場向けモデルのすべてを、中国大陸の4大生産拠点で生産することになります。

総敷地面積132万m2を有する大連工場は、2つの段階を経て生産規模を拡大していきます。第1段階の投資総額は50億人民元で、年間生産能力は15万台となります。第2段階完了時には、年間の総生産能力が、30万台にまで拡大する見込みです。

日産自動車のチーフ・プランニング・オフィサーであるトレバー マンは、同工場の生産開始を記念した式典で以下のように述べました。「大連工場は、中国市場における日産のコミットメントの表明です。私たちは、今後も中国全土のお客さまに高品質な商品を提供していきます。 本日より、斬新で革新的な『エクストレイル』の生産をこの大連工場で開始します。私たちのクルマが、中国のお客さまの日常生活をより豊かにすると信じています。」

大連工場は、東風日産のSUV車両の生産拠点となります。大連工場の生産技術、品質管理、環境基準は、日産のグローバル基準を導入しています。また、工場の中核を担う管理職には、既存の中国工場の優秀な人財を配しています。

東風日産総経理の打越晋は、以下のように述べました。「大連工場の稼働開始は、私たち東風日産にとって非常にエキサイティングなことです。大連工場の建設を発表してから28か月を経て、ついに私たちは多くの課題を克服し同工場を完成させました。この成果を誇るとともに、中国のお客さまに高品質なSUVをお届けする準備が整いました。 大連工場は、世界最大の自動車市場である中国において、東風日産の競争力を更に高めてくれることでしょう。」

大連工場は、中国北部における東風日産の市場プレゼンス拡大の足掛かりとなるものです。東風日産は、大連工場の竣工により、華南の花都工場(第一工場・第二工場)、華中の襄陽工場、鄭州工場とともに、中国全土に日産車を提供していく生産体制が整いました。







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