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新発表「フェラーリ 458 スペチアーレ A」のキャリパーは「エクストレーマ」【ブレンボ・ジャパン】
2014年10月1日
「458スペチアーレA」は、499台限定のフェラーリ史上最強のオープンカーです。
ブレンボでは、革新的なデザイン、軽量、メカトロニクスが特徴の新型キャリパー「エクストレーマ」を、このモデルに搭載しました。
革新的な設計とメカトロニクスの活用が実現する、魅力的なスタイルと卓越した性能。この「エクストリームな」ブレンボキャリパーは、超高性能スポーツカー向けに設計されています。ブレンボは、究極のパフォーマンスを求め常に進化する市場からの要求に応えるべく、既に高い水準にある製品の開発を進め、さらにハイレベルなキャリパ-を生み出すことに成功しました。
「エクストリームな」新ブレンボキャリパーには際立った特徴があり、それはデザイン面での軽量化のアプローチを進化させることで実現しました。このキャリパーは従来のキャリパーに比べて大幅に開口/肉抜き部分が多くなっています。攻撃的で革新的なルックスは、何よりもまず、ばね下重量の劇的な低減(3kg以上)およびブレーキペダルフィールの向上を意味し、高負荷時のブレ-キフル-ド容量は従来より10%低減しています。
新設計のキャリパーはベンチレーションも改善し、その結果、ブレーキフルードの温度が30˚C以上下がります。これらの改善は、フェラーリのフィオラ-ノ(Fiorano)テストサーキットでの徹底的なテストで立証されました。
前輪には6ピストンキャリパーが装着され、後輪には電動パーキングブレーキ一体の4ピストンキャリパーが装着されますが、これらの前後キャリパーの外観に違いはありません。横から見ると、違いが全く分かりません。
メカトロニクスのメリット
前例のないことなのですが、「エクストリームな」新ブレンボキャリパーには、電動パーキングブレーキがキャリパーにダイレクトに内蔵されています。
異なる領域(機械、エレクトロニクス、およびIT)の相関関係の緊密化を実現するメカトロニクスを活用し、ブレンボはパーキングブレーキを管理する電子制御ユニットおよび制御ソフトウェアを開発しました。
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