ニュース

「ゴルフGTI」のさらなる高性能モデル、「ゴルフGTI パフォーマンス」の受注を開始【フォルクスワーゲン グループ ジャパン】

2014年9月24日

専用チューンの2ℓエンジン、フロントディファレンシャルロックなどを搭載。FF モデル最高峰のハンドリングを実現

フォルクスワーゲン グループ ジャパン ㈱(代表取締役社長:庄司 茂、本社:愛知県豊橋市、略称:VGJ)は、“ゴルフ誕生40周年”を記念した特別限定モデル「ゴルフGTI パフォーマンス」の概要を発表するとともに、9月27日(土)から、全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで受注を開始します。今回導入する「ゴルフGTI パフォーマンス」は、日本に合計500 台を輸入・販売する限定モデルで、その内訳は、このモデル専用のボディカラーであるカーボンスチールグレーメタリック(300台)と、標準仕様の「ゴルフGTI」でも人気のピュアホワイト(200台)の2色となります。価格は435万円(税込)で、お客様への納車時期は、今年11月頃を予定しています。
なお、VGJ では同時に、“ゴルフ誕生40周年”を記念したセールスキャンペーンを12月末まで実施すると共に、新TVCM(10月初旬より公開予定)を含む広告展開や特設ウェブサイト、試乗キャンペーンなどを実施し、40年間に亘って世界のコンパクトカーのベンチマークであり続ける「ゴルフ」について、あらためて広くお客様に訴求してまいります。

「ゴルフGTI」は、スポーツモデルの代名詞として、世界的にも広く知られている「GTI」ブランドを築き上げてきたフォルクスワーゲンの伝説的なホットハッチモデルです。モデルチェンジのたびに期待を超えるパフォーマンスとダイナミクスを実現し、これまでも数多くのモーターファンを魅了してきました。今回、日本に導入する「ゴルフGTI パフォーマンス」には、昨年、輸入車で初めて「日本カー・オブ・ザ・イヤー」に輝いた7代目「ゴルフ」のGTIモデルをベースに、さまざまな専用チューニングを行っています。これにより「ゴルフGTI パフォーマンス」は、究極まで「GTI」ブランドの「価値」を研ぎ澄ましたピュアスポーツモデルとなりました。

「ゴルフGTI パフォーマンス」は、専用の大径19インチアルミホイールを標準装着することで、視覚的にもワイドアンド ローなプロポーションが、いっそう強調されました。一方、インテリアは、「GTI」伝統のタータンチェック柄のシート地を採用していますが、専用のファブリック&アルカンターラシートを採用したことで、さらに上質な室内空間を提供しています。「ゴルフGTI パフォーマンス」最大のメカニカル ハイライトは、別項以降を参照ください。

ベースモデルの「ゴルフGTI」との主な相違点(概要)


■ ベースモデルの「ゴルフGTI」との主な相違点(詳細)
① 「ゴルフGTI パフォーマンス」専用にチューニングされた2リッターTSI エンジン
現行の「ゴルフGTI」に搭載されているターボチャージャー付きのTSI エンジンは、新開発のシリンダーヘッドを採用し、ターボチャージャーにつながる水冷式のEGR クーラーは、シリンダーヘッドと完全に一体化されています。
排気ガスの冷却方法は、「ゴルフGTI」の全負荷時における燃料消費量の改善に大きく貢献しています。さらに、このエンジンは、2本のカムシャフトの調整機能と可変バルブタイミングを備え、さらに排気側のバルブリフトは、2段階調節式を採用しています。こうした追加的な制御により、性能の向上、燃費の改善、低排出ガス化を実現しました。今回導入する「ゴルフGTI パフォーマンス」では、最大トルク350Nm/1,500〜4,600rpm)は同じですが、最高出力は「ゴルフGTI」に対して10ps向上し、230ps(4,700〜6,200rpm)になりました。これにより、250km/h の最高速度と0-100km/h:6.4秒*1 という鋭い加速が得られます。
*1 最高速度と0-100km/h加速はドイツ仕様の数値です。また、日本国内の法定最高速度は、一部の有料道路で認められている100km/hまでです。交通法規を守り、安全運転を心がけてください。

② 専用の電子制御油圧式フロントディファレンシャルロック
電子制御油圧式フロントディファレンシャルロックは、「ゴルフGTI パフォーマンス」のために新たに開発されたメカニズムです。一般的な前輪駆動車(以下:FF)がコーナリングする場合、内輪にかかるトラクションは低下し、加速時に空転し易くなるとともにアンダーステア傾向(コーナリングスピードも低下)を示します。
「ゴルフGTI パフォーマンス」は、電子制御油圧式フロントディファレンシャルロックを標準装着することで、コーナリング中に、前輪の左右いずれかの空転を検知すると、電動油圧ポンプで生成した油圧によってディファレンシャル内部のマルチプレートクラッチを作動させます。そして、ホイールの回転数や車速などの状況に応じて、トラクションの低いホイールから高いホイールに駆動トルクを0~100%の間で再配分します。
このような機能を搭載したことにより、「ゴルフGTI パフォーマンス」は、エンジンパワーを100%無駄なく路面に伝達し、理想的な走行ラインをとれるようになったことから、コーナーからの脱出速度が向上するなど、FFモデルの最高峰にふさわしいハンドリング特性を実現しています。

③ アダプティブシャシーコントロール“DCC”
「ゴルフGTI パフォーマンス」に標準装備する電子制御式サスペンションシステム、アダプティブシャシーコントロール“DCC”は、ダンパーの減衰力や電動パワーステアリングの特性を瞬時にコントロールして、快適な乗り心地と操縦性を提供する先進的なサスペンションシステムです。ドライバーはスイッチひとつで、日常の走行に適した「ノーマル」から、快適な乗り心地を維持する「コンフォート」、そして、俊敏性を高める「スポーツ」の3つのドライビングモードを選択できます。これによりドライバーは、様々な走行状況下でも「ゴルフGTI パフォーマンス」を意のままに操ることができ、その卓越した走りを思う存分堪能することができます。

④ 強化された大口径ブレーキ
動力性能とハンドリング性能の向上にともない、「ゴルフGTI パフォーマンス」は、ブレーキ性能も強化しています。たとえば、通常仕様の「ゴルフGTI」の4輪ディスクブレーキローターのサイズは、フロントが312mmX25mmで、リヤが300mmX12mmとなっていますが、「ゴルフGTI パフォーマンス」は、フロントが340mmX30mm、リヤは310mmX22mmと、ひと回り大きなサイズのディスクローターを装着しています。
また、赤い耐熱塗料でペイントされた「GTI」のレッドブレーキキャリパーは、「ゴルフGTI パフォーマンス」では、さらにスポーツマインドを掻き立てる「GTI」のロゴがハウジングに象られています(フロントのみ)。
そして、放熱性に優れたベンチレーテッドディスクについては、通常仕様の「ゴルフGTI」では、フロントのみ装着していますが、「ゴルフGTI パフォーマンス」では、四輪のすべてに装着しました。これにより、「ゴルフGTI」よりも、さらに強力なストッピングパワーが得られるようになり、よりハードな走行にも対応できるようになりました。


[さらに高められた快適性]
「ゴルフGTIパフォーマンス」は、最新式のフォルクスワーゲン純正インフォテイメントシステム“Discover Pro”(ディスカバープロ)を標準装備しています。このナビゲーションシステムは、ラジオやCDに加え、車両のあらゆる設定が画面上でできるドライビングプロファイル機能(ゴルフ ハイライン以上のグレードに標準装備)に加え、アダプティブシャシーコントロール“DCC”の操作なども一括して行うことができます。また、このナビゲーションシステムには、ITSスポットに対応したDSRC車載機(ETC機能付き)や、iPod®、iphone®に対応した接続装置“MEDIA-IN”も付属しています。







フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#フォルクスワーゲン グループ ジャパン
#2014年9月24日